バイオレットインク搭載モデル「SC-P5050V」とライトグレーインク搭載モデル「SC-P5050G」
エプソン、色再現が高度な大判インクジェットプリンター2機種
2017年04月07日 14時23分更新
エプソンは4月6日、大判インクジェットプリンター「SureColor」シリーズの新製品として、バイオレットインク搭載の「SC-P5050V」とライトグレーインク搭載「SC-P5050G」の2モデル発売を発表した。販売開始は4月17日から。
SC-P5050シリーズは、黒濃度を向上させた「UltraChrome HDX インク」を搭載したA2プラス対応モデルだ。
SC-P5050Vは、高画質で高い色再現性が求められるコーポレートカラーなどのプルーフ用途や、特色・広色域が求められるパッケージデザイン用途に適しているという。バイオレットインクの効果により、青、紫方向への色再現領域を拡大。国際的な標準指定色であるPANTONE カラーチャートにおいては、99%のカバー率を達成し、高度な色再現力を実現するとしている。
SC-P5050Gは、高画質が求められるポスターをはじめ、階調性を重視する写真用途にも適したプリンターをうたう。モノクロ印刷時にブラック・グレー・ライトグレーの3つのブラック系統のインクにより、暗部の細かい階調の変化を忠実に再現可能だとしている。
また同シリーズの耐光性は、従来機のおよそ45年から60年に向上。鮮やかなプリントを長期間維持が可能。
給紙方法は、従来機同様にカセット給紙、ロール紙、手差し(フロント・リア)の4WAY給紙を採用。ロール紙と単票紙の自動切り替えで、用紙交換の手間を軽減する。
価格は、両製品ともに32万1840円。