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週間リスキー 第111回

フロントカメラの画素数だけではない「自撮り」のこだわり

最強のセルフィースマホ「Meitu T8」の実力をチェック

2017年03月29日 22時30分更新

文● 山根康宏 編集●ゆうこば

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セルフィーテスト、何もしなくとも美顔に!

 さて、T8の一番の売りはなんといってもフロントカメラを使ったセルフィーです。Meituは、iPhoneやAndroid向けの美顔アプリ「Beauty Plus」のメーカーとしても有名ですが、T8にはその機能がビルトイン済み。しかもカメラを起動するとリアルタイムでエフェクトがかかります。

 ということで、セルフィー機能に詳しいITジャーナリストのAyano*氏に、T8のフロントカメラ性能をチェックしてもらいました。

セルフィーをテスト

 T8のフロントカメラを起動すると、即座に自分の顔が美しく表示されます。細かいパラメーターをいじる必要はなく、ビューティーモードのスライドスイッチを「1」から「7」の間に動かすだけで、自分の顔を美しく写すことができます。

 なお、顔認識はAI機能を搭載しており、年齢と性別を判断して、より自然に美しい表情を写し出すようになっています。

フロントカメラを起動するだけで、すぐにエフェクトがかかる

 標準ではエフェクトレベルが「4」になっています。エフェクト最小限の「1」と比較すると、顔全体が自然に白く、美しい色味になっています。この手の美顔・ビューティーモードは顔の形をスリムにしたり、眼の形をいじるものがありますが、Meituのスマートフォンは自分の顔を自然に美しく、綺麗に化粧をしたような仕上げにしてくれます。

エフェクト1(左)と、標準状態のエフェクト4(右)

 エフェクト4の写真を拡大してみましょう。眉毛や髪の毛がつぶれず、しっかりと描写されています。このようにT8のビューティーエフェクトは、顔を塗りつぶしているわけではなく、肌の色味の部分にのみ効果をかけるわけです。

エフェクトをかけても眉毛や髪の毛が1本1本描写されている

 セルフィーの美顔化は女性だけのものと思われますが、男性でも自然に美しい表情になるので使ってみると悪くないな、と感じられます。

 また、暗い室内でも明るく写るので、集合写真などを撮るのも楽しくなるでしょう。T8は動画やライブ配信時でもビューティーエフェクトをかけられるます。フロントライトもあるので、夜間のライブ配信などに威力を発揮しそうです。

 T8のカラーバリエーションにはm男性を意識したダジリング・ブルーやダイヤモンド・シルバーもあるので、男性が持つのも悪くないかもしれませんね。

フロントカメラ性能は他社の追従を許さないT8、日本上陸も期待


※著者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。

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