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春だから始めよう、プロ並みに撮れる技あり機種【デジカメ特集】 第1回

夜でも撮れるISO 400000超えデジカメ対決! リコー「PENTAX KP」 vs ソニー「α7S II」

2017年03月15日 13時00分更新

文● 周防克哉 編集●ハシモト

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α7S IIの超高感度撮影サンプルをチェック!

ISO 50

ISO 50

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

ISO 12800

ISO 12800

ISO 25600

ISO 25600

ISO 51200

ISO 51200

ISO 102400

ISO 102400

ISO 204800

ISO 204800

ISO 409600

ISO 409600

 では、α7S IIの感度別撮影サンプルを見ていこう。感度設定はISO 50からISO 409600まで。

 ISO 3200くらいまでは感度を気にしないで撮影が可能なほどだ。再好感度のISO 409600はさすがにディテールへの影響やノイズも出てきているが思ったほど崩れているわけではない。使用サイズ次第、わかってて使う分には十分といえるだろう。

高感度撮影の画質はα7S IIが有利

70mm側、絞り開放 F2,8オート。フルサイズ機だけによくボケる。被写界深度は浅いがピントの合ってる箇所のシャープネスはとても高い

70mm側、絞り開放 F2,8オート。フルサイズ機だけによくボケる。被写界深度は浅いがピントの合ってる箇所のシャープネスはとても高い

24mm側 絞り開放F2.8オート。絞り開放でもシャープネスが高くとても解像力がある。ビルの日のあたっている部分の描写力や木の影になっている部分の描写力、共にハイライトからシャドー部まで階調幅が広いのが確認できる

24mm側 絞り開放F2.8オート。絞り開放でもシャープネスが高くとても解像力がある。ビルの日のあたっている部分の描写力や木の影になっている部分の描写力、共にハイライトからシャドー部まで階調幅が広いのが確認できる

 さすがに高額ということもあり、PENTAX KPよりも高感度撮影の画質は上を行っている。フルサイズセンサーの威力はあなどれない。

 高感度特性や動画の記録機能を見ると一般的な使い方よりも特殊な事例での用途を考慮している面が多く見られる。

 ただし、十分な光量が得られない状況下での動画撮影や広い階調を表現するためなど業務用途に十分対応できる性能を持っている。

 それでいて基本的な静止画撮影機能は備わり、エフェクト系なども充実しているので普通に静止画を撮るのにも困ることはない。

 大きな解像度が必要ないという前提があるが、高画質な写真を撮りたいならばぜひ候補に入れてほしいデジカメだ。

次回はコスパがいい一眼レフを厳選!

 次回は、性能もいいけど価格も安めなデジタル一眼レフを紹介。春の行楽シーズンに向けて買いやすい3機種をピックアップしたので乞うご期待!

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