日本HPは1月25日、同社製ノートパソコンに搭載されたバッテリーパック、および予備・交換用バッテリーパックの一部において、新たにノートパソコンの一部機種のバッテリーパックで、発煙・発火に至る可能性があることがわかったと発表した。
同社が2016年6月15日にもバッテリーパックの事故防止のため無償交換を実施している。今回はこれに加え、2015年9月以降に販売したノートパソコンの一部機種のバッテリパックにおいても、同様の危険性があることが判明したという。
対象となるバッテリーパックは、2013年3月から2016年10月の間に以下の経路にて出荷、販売、提供された一部のバッテリーパック。
- ノートパソコン製品に同梱して出荷されたもの
- オプション製品販売、保守部品販売での単体販売品
- 保守サポートで提供した保守部品
日本HPから出荷された製品のうち対象となる製品
- HP ProBook 4540s
- HP ProBook 450 G1(追加機種)
- HP ProBook 455 G1
- HP Probook 470G1(追加機種)
- HP ProBook 4545s
- HP 1000 Notebook
- HP 2000 Notebook
- HP Pavilion g6
- HP Pavilion 15(F0C49PA・追加機種)
対象となる製品一覧のうち、以下のバーコードIDから始まるバッテリーパックの一部が回収の対象となる。
- 6BZLU^^^^^^^^^
- 6CGFK^^^^^^^^^
- 6CGFQ^^^^^^^^^
- 6CZMB^^^^^^^^^
- 6DEMA^^^^^^^^^
- 6DEMH^^^^^^^^^
- 6DGAL^^^^^^^^^
- 6EBVA^^^^^^^^^
なお、回収対象製品とバッテリーパックバーコードIDの組み合わせが合致していても、製造番号によって該当ではないものが含まれる。回収対象かどうかは専用ウェブサイトにて確認して、交換の申込みをしていただきたい。