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3.5万円の4K液晶はPCゲーム&PS4 Proの福音となるか? 第1回

3.5万円の最安4K液晶で学ぶ4Kの性能と初期設定

2016年12月29日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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スケーリングを用途や好みにあわせて設定

 1920×1080ドットのウインドウを4つ同時に表示できる3840×2160ドットの広大な解像度の初見は圧巻のひと言。

 Windows 10では、ウインドウを左右半分や4分割に表示できる4K解像度向けの機能が備わっており、ウェブ動画やワード、エクセル、フォトアルバムなどのウインドウを簡単に均等サイズで同時表示させられる。

 仕事柄、ニュースリリースや製品仕様などを見比べることが多いのだが、4つのウェブページをブラウザーのタブを切り替えずに見比べられるのは、予想以上に快適で、作業効率が格段にアップした。

ウインドウを画面端に持っていくことで、左右半分か4分割サイズに表示可能。また、「Windowsキー」と左右または上下のカーソルキーでもできるので覚えておこう

ブラウザーのタブ表示やWindows 10やMacの仮想デスクトップ(mac OSはMission Control)など、複数のウェブページ、アプリの使い分け術はいろいろあるが、操作不要で複数ウインドウを同時に表示できる広々作業領域は最高!

 4K液晶ディスプレーの普段使いで、気にする人が多いのは文字の読みやすさだろう。解像度が上がった分、文字サイズは小さくなるわけだが、約40cm程度の距離で、ASCII.jpの猫記事をスケーリング設定100%のドットバイドットで見たところ、本文や写真のキャプションは小さいが読めるレベルだった。

 文字の読みやすさに関しては、頭と液晶ディスプレーの距離や視力、好みなどで変わるので、右クリックメニュー「ディスプレー設定」→「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」で画面を拡大しよう。設定は100%から25%刻みで350%まで可能。23.8型の「24UD58-B」と約40cmの距離では、個人的には文字、アイコンの見やすさは150%がベストと感じた。

「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」のスライドバーを動かすことで、スケーリングの設定を変更できる

ASCII.jpを半分表示した際のスケーリング100%(左)時と150%(右)時。150%設定で、文字は奇麗かつ読みやすいサイズに

スケーリング100%(上)と150%(下)時の写真キャプションと本文を切り抜いたもの。文字の精細度がアップしているのが分かる。なお、100%時は1.5倍に拡大した状態だ

 ただ、忘れてはいけないのが、スケーリング設定に合った高解像度な文字ではなく、単純に拡大表示されるアプリが結構あること。Windows 10標準のデバイスマネージャーをはじめ、SteamやiTunes、Foobar2000ではスケーリングを適用すると、目が疲れるぼやけた文字になってしまった。

スケーリング150%時のデバイスマネージャー。タイトルバーの文字は奇麗だが、そのほかの文字はボケボケに。この混在は目を疲れさせる……

同じWindows標準でも、日常的に使用するエクスプローラーはスケーリング時(150%)も奇麗に表示

Excelもスケーリングしても問題なく表示できたので安心だ。設定は150%になる

ゲームを管理するSteamや音楽再生のFoobar2000は、文字の読みやすは大きく影響しないが、ぼやけた文字はかなり気になる

 一応、アプリの実行ファイルの「プロパティ」→「互換性」→「高DPI設定ではスケーリングを無効にする」を選ぶことで改善するが、アプリごとに設定する必要があると厄介。4K液晶ディスプレーをメインモニターとして快適に活用するためには、手間を惜しまずに頑張るしかないところだ。

各アプリのショートカットや実行ファイルでプロパティを呼び出して設定

 4K液晶ディスプレー導入の復習のあとは、本命の4K PCゲーミングだ。次回は、NVIDIAのハイエンドGPU「GeForce GTX 1080」に加え、ミドルクラスGPUのNVIDIA「GeForce GTX 1060 6GB」、AMD「Radeon RX 480 8GB」、「Radeon RX 470 4GB」を用意し、4K解像度のゲームパフォーマンスを計測しよう。

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