日本時間では12月16日早朝より配信開始された「スーパーマリオラン」。さっそく筆者もダウンロードし、週末に「6-4」までのブラックコインをすべて集め、3つのスペシャルコースもクリアできました。
ハマる理由は操作性の良さ
当初、筆者はスーパーマリオランを最後までやり込むつもりはありませんでした。普段はゲームの記事を書くこともあまりないため、ひとまず雰囲気だけつかめれば良いと思っていました。
しかしプレイを始めてみると、すぐにその操作性の良さに気づきました。小学生の頃にファミコンのマリオシリーズをプレイしていた筆者として、コントローラーの入力にしっかりマリオがついてくることの重要性は理解しているつもりです。
スーパーマリオランに十字キーやボタンの概念はなく、すべて画面へのタップ操作に置き換わったものの、その操作性は十分に「マリオ品質」に仕上がっている印象です。
マリオは常に前へ前へと進み続け、タイミングよく画面タップでジャンプしていきます。ジャンプ操作には多彩なテクニックがあり、滞空時間を増やす空中スピンや三角飛びを可能にするカベキック、タップしてからの左フリックで飛距離を制限するなど、組み合わせは豊富です。
ただし、単にステージを進めて最後の「6-4」をクリアするだけならば、意外なほどあっさりと終わるゲームでもあります。つまらないとは言わないまでも、「まあスマホならこんなものか」という感想になるでしょう。
しかしそこには単なるクリアとは別に、やり込み要素が用意されています。ステージ内に配置された5枚のピンクコインを集めると、次にパープル、その次はブラックへと徐々に難易度が上がっていく仕組みで、全24ステージに5枚ずつ、合計360枚のコインを集めるゲームとしても楽しめるのです。
こうしてステージを進めていくモードとは別に、対人戦の一種である「キノピオラリー」も用意されています。他のプレイヤー操作するキャラクターがゴーストとして表示され、一定時間内に獲得したコインの枚数やアクロバティックな操作を競うというもの。
そのステージは「1-1」から「6-4」までのコースを一定の法則でランダムに組み替えて再利用しているようです。つまり本編をしっかりやり込んだ人は、キノピオラリーでも有利に戦えることになります。
また、スマホの特徴はネットと直結していることでもあります。スーパーマリオランはYouTubeで任天堂と広告収益をシェアできる「Nintendo Creators Program」の対象タイトルになっており、これに登録することでプレイ動画をYouTubeに安心して投稿できます。ぜひゲーム内にも、スクリーンショット撮影やプレイ録画の機能がほしいところです。
まずは「1-3」までを極めるのがおすすめ
スーパーマリオランはステージ「1-3」までのプレイが無料、それ以降は1200円でコースを購入する必要があります。まずは最初の3つのステージで、ピンク・パープル・ブラックの各コインをすべて集めてみるのがよいでしょう。そこまで到達すれば、お金を払ってでも多くのステージに挑戦したいかどうか判断できるはずです。
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