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高度成長期に作られたトンネルや橋梁の点検費用を低減

大日本印刷、老朽化したコンクリートのひび割れを検知するRFIDシート

2016年10月27日 17時36分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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開発したRFIDシート(60×108mm)、シート上には配線がプリントされている

 大日本印刷は10月25日、トンネルなど老朽化コンクリートのひび割れ拡大を検知するシステムを開発したと発表した。

 高度成長期に建設されたトンネルや橋梁などの老朽化してコンクリートが剥離、落下するなどの事故が起き、コンクリート建設物の定期的な検査点検の必要性が問題となっている。大日本印刷が開発したシステムは、パッシブ型ICタグを内蔵する検知シートで、フィルムにパターン回路が印刷されたもの。

数mの距離から読み出すことができ、一度に複数を点検できる 

 シートやICタグには電池は内蔵されておらず、UHF波帯の専用リーダー・ライターを使って複数のシートの状態を読み出すことができるコンクリートのひび割れが拡大するとパターン配線が切れるので検出でき、点検にかかる労力や費用を大幅に削減することが見込まれる。シートには大日本印刷が開発した独自の接着剤を用いており、紫外線で硬化する。

 同社では、実証実験やマーケティング活動を行ない、2018年春頃に製品化するという。

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