秋の新製品も勢ぞろい! 人気SIMフリースマホ全カタログ 第2回
便利な指紋センサー搭載は当たり前、さらにDSDS対応モデルも登場
競争が一番激しい価格帯! 人気SIMフリースマホ全紹介 【ミドルハイ編】
2016年10月29日 12時00分更新
上下対称のデザインや背面のガラス素材が美しい
「IDOL 4」
昨年発売の「IDOL 3」が、お買い得なモデルとしてなかなかの人気となったAlcatel。もともとはフランスの通信企業の携帯電話部門からスタートしているだけに、端末のデザインが一番の売りだ。
その今年の看板モデル「IDOL 4」は、IDOL 3と同様に上下対称デザインが特長で、実際に上下反対でも端末の操作や通話などが可能。印象的なのは背面のガラス素材で、一本の光の線が見る角度によって姿を変えていく。
主なスペックは、フルHD解像度の5.2型IPS液晶、オクタコアのSnapdragon 617(1.5GHz+1.2GHz)、3GBメモリー、16GBストレージ、13メガカメラ(イン8メガ)、2610mAhバッテリーといったミドルハイクラスの典型で、価格は税抜3万4800円。ただ、DSDSや指紋認証に対応していないのは残念なところ。
片手で持ちやすい5.2型+DSDS対応などが魅力
ZTE「AXON 7 mini」
ZTEのフラグシップ機「AXON 7」のコンパクトモデル。と言ってもディスプレーは5.2型だが(フルHD解像度の有機EL)、横幅は71mmと最近では小型モデルの部類か。
イオンゴールド、クオーツグレーの流麗な美しいメタル筐体は上位モデルと同じでそのままコンパクトに。CPUはSnapdragon 617(AXON 7はSnapdragon 820)となるものの、3GBメモリー、32GBストレージ、16メガカメラ(8メガカメラ)と十分以上の性能に加えて、キャリアアグリゲーション/DSDS対応はAXON 7と同等。もちろん背面にはタッチ式の指紋センサーもあるので、これで税抜3万9800円はお買い得な部類だ。
ミドルクラスでもモトローラらしさは一杯
国内初のDSDS対応が話題となった「Moto G4 Plus」
モトローラのSIMフリースマホは、上位にフラグシップ機の「Moto Z」「Moto Z Play」があるが、こちらはミドルハイクラスの1台。流行のメタル筐体の薄型ボディーではなく、押し出しがやや強いデザインに背面はビニールっぽい素材を用いるなど、この独自の世界はモトローラ端末らしい。
主なスペックは、フルHD解像度の5.5型液晶、Snapdragon 617、3GBメモリー、32GBストレージ、3000mAhバッテリーなど。防水には非対応だが、撥水レベルには対応しているという。また、UI的にはほぼ素のAndroidに近く、Android 7.0への早めのアップデートが期待できる点も最近のモトローラ端末の特徴だ。国内では最初に4G+3GでのDSDSに対応したのも大きな話題となった。

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