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障がい者の社会復帰モデルも確立へ

富士ソフトがIT農業へ参入、会津で椎茸栽培スタート

2016年10月03日 13時00分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

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 富士ソフトグループが農業へ新規参入する。富士ソフトの特例子会社である富士ソフト企画が10月3日、会津営業所を開設。IT農業による新しい地方創生に向け、菌床によるしいたけの栽培を始める。

 富士ソフトグループでは、東日本大震災の復興支援活動の経験を基に、社会貢献室およびNPO法人IT工房ひのきを中心として、ITを活用した社会貢献活動に従事。福島県会津地区でも3年前からボランティア活動を続けてきた。

 その活動を通じて直面したのが、会津地区の農村部における耕作放棄地の増加や農業従事者の高齢化、若者の流出などによる人口減少など、さまざまな課題だ。

 これらを解消すべく、ITを活用した新しい農業スタイルを確立し、「新しい地方創生」をめざすという。その第1弾となるのが、ITを活用したしいたけ栽培事業。高品質なしいたけ栽培をしている西髙産業の事業を譲受し、10月からは富士ソフト企画が安心・安全で味も形も最高級のしいたけの生産・供給、およびサービス提供を始める。

 西髙産業のしいたけは「全国キノコ食味&形のコンテスト:菌床しいたけの部」にて2年連続で最優秀賞を受賞するなど、高品質さが売りのようだ。

 今後は富士ソフトの技術力を生かして、ITを活用したしいたけ栽培の高度化・効率化に取り組み、富士ソフト企画の就労支援の経験を活かして、高齢者や若者の就労支援を実施。さらに障がい者支援として、自然を活かした生活環境と農業体験による自然治癒効果による「障がい者の社会復帰モデル」の実現も目指す考え。

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