このページの本文へ

"戦車道”なら日本HP!? OMEN by HP 15でWorld of Tanksを極めよ!

2016年09月16日 11時00分更新

文● 加藤勝明 編集○ハイサイ比嘉

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「World of Tanks」がガッツリ最高画質で遊べる高い性能

 では、「OMEN by HP 15」でWoTがどの程度快適に遊べるかを検証してみたい。ゲームの解像度は液晶の解像度いっぱい(1920×1080ドット)、画質設定はプリセットの“最高”、アンチエイリアスを「TSSAA-HQ」にしてエッジ部分の滑らかさも最大に設定。WoTと「OMEN by HP 15」のスペックからすれば、いきなり上限を攻めても問題はないのだ。

 実際にプレーしてみると、WoTがほぼ60fps前後で動作するため操作が快適。戦車の細かい作り込みから草むらの生い茂る感じまでバッチリ描写できる。ただ急いで視線を左右に振る時などはフレームレートがカクッと落ちる。すぐフレームレートは戻るから問題はないが、見栄えよりもフレームレートの安定を重視する人は、アンチエイリアスを抑えめの「FXAA」で遊ぶことをオススメしたい。

「OMEN by HP 15」なら解像度フルHD+最高画質設定+TSSAA-HQで遊んでも60fps前後の滑らかな描画が得られる

時たま45fps程度まで落ちることはあるが、急激に視線を動かした時や急いでズームをする時の一瞬だけ。ただその瞬間は画面がカクンとすることになる

そこで「OMEN by HP 15」でWoTを遊ぶ際のオススメは、画質を最高のままでアンチエイリアスを「FXAA」に変更すること。フレームレートの落ち込みが緩和され、カクつき感もかなり軽減される

上下の写真どちらも画質は最高設定だが、上が「TSSAA-HQ(一番重い)」、下が「FXAA(一番軽い)」としている。写真左側の数値を見ると、75fpsが91fpsになり、画面描画がかなり軽くなったことがわかる。樹木の葉っぱやフェンスのアミ表現が少々粗くなった程度だが、この程度なら画質が荒れた感はない

アンチエイリアスFXAA設定でプレーしたところ、フレームレートはおおよそ70fps前後(写真上下)。時々60fps台に落ち込むことはあったが、下がったとしても60fps出ていればカクつき感は感じない

 もう少し詳しくフルHD+最高画質設定でアンチエイリアス設定だけを変えた時のフレームレートの差を計測してみた。チュートリアル(戦闘訓練)を最初から最後まで進めた時のフレームレートを「Fraps」で計測している。

フルHD+最高画質設定時(アンチエイリアス設定だけ変更)のフレームレート

 「OMEN by HP 15」ならWoTの画質を最大まで設定しても平均60fps以上の快適なプレーは可能だが、より安定した画面にしたいなら、アンチエイリアスだけはFXAAに設定した方がよいということがわかる結果となった。

カテゴリートップへ