Mac miniを超える"mouse mini"!? 幅26ミリの小型デスクトップを実力チェックだ

2016年08月21日 10時00分更新

文●ハイサイ比嘉

ゲーム系ベンチマークで性能をチェック

　ここでは、実際の使い勝手が想像しやすいように、「ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド」（FFベンチ）、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」（ドラクエベンチ）といった定番のゲーム系ベンチマークを使って性能を探ってみよう。

　まずFFベンチの場合、「1280×720ドット」「標準品質」「フルスクリーン」「DirectX 9」という設定で「快適」（4121）、解像度のみ「1920×1080ドット」に変更した場合は「普通」（2324）という結果になった。

「ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド」では、「1280×720ドット」「標準品質」「フルスクリーン」「DirectX 9」という設定でで「快適」（4121）という結果に

解像度のみ「1920×1080ドット」に変更した状態では、「普通」（2324）という結果になった

　さすがにグラフィックス機能に負荷のかかるPCゲームを高品質およびフルHD（1980×1080ドット）でプレイするには厳しいが、Core i5-6200U（2.3GHz）搭載機としては意外と健闘しているといえるだろう。

「ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド」スコア（フルスクリーンモード、DirectX 9）
グラフィック設定	解像度	スコア	評価
標準品質（デスクトップPC）	1280×720	4121	快適
高品質（デスクトップPC）	1280×720	2075	普通
最高品質	1280×720	2032	普通
標準品質（デスクトップPC）	1920×1080	2324	普通
高品質（デスクトップPC）	1920×1080	1111	設定変更が必要
最高品質	1920×1080	1111	設定変更が必要

　またドラクエベンチでは、「グラフィックス設定：標準品質」「解像度：1280×720」「表示方法：ウィンドー」とすべて初期設定のままの場合は、「スコア：6174」（評価：快適）となった。「グラフィックス設定：標準品質」「解像度：1920×1080」「表示方法：フルスクリーン」の場合は「スコア：3790」（評価：普通）だった。FFベンチと比べると高めの結果となっており、設定次第では快適に遊べそうだ。

　この結果なら、軽めのゲームやブラウザーゲームで息抜き代わりに遊んだり、動画投稿サイトでお気に入りのビデオを視聴したりする程度なら軽々こなせるはず。ウェブブラウジングやメール、文書作成など比較的軽い作業ではまったく問題ないどころか、快適といえる性能といえるだろう。「LM-mini90S-S9」が、かなり使い勝手のいいデスクトップPCであることが分かってもらえたはずだ。

「グラフィックス設定：標準品質」「解像度：1280×720」「表示方法：ウィンドー」とすべて初期設定のままの場合は、「スコア：6174」（評価：快適）

フルスクリーンおよびフルHD（1920×1080ドット）にした場合は「スコア：3790」（評価：普通）

ドラゴンクエストX ベンチマークソフト　スコア（フルスクリーン）
グラフィック設定	解像度	スコア	評価
低品質	1280×720	7103	とても快適
標準品質	1280×720	6292	快適
最高品質	1280×720	5503	快適
低品質	1920×1080	4407	普通
標準品質	1920×1080	3790	普通
最高品質	1920×1080	2913	やや重い

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