Mac miniを超える"mouse mini"!? 幅26ミリの小型デスクトップを実力チェックだ

2016年08月21日 10時00分更新

文●ハイサイ比嘉

CPUの計算性能を計測する「CINEBENCH」

　CPUの計算性能を計測するベンチマーク「CINEBENCH R15」では、CPUスコアが290cb、シングルコアのスコアが116cbという結果となった。「LM-mini90S-S9」が搭載するCPUのCore i5-6200U（2.3GHz）のスコアとしては妥当な数値だ。

「CINEBENCH R15」では、CPUスコアが290cb、シングルコアのスコアが116cbという結果となった

PCの総合性能を計測する「PCMark 8」

　PCの総合性能を計測する「PCMark 8」（Home accelerated）の数値は意外と高めの「3327」。ストレージ性能が結果に強く影響することと、よりデータ転送が高速なDDR4メモリーを搭載したことが、スコアの伸びにつながったようだ。「PCMark 8」でのスコア比較を確認すると、一般的なノートPCなどよりも「LM-mini90S-S9」は高いスコアとなっていることが確認できた。

PCの総合性能を計測する「PCMark 8」（Home accelerated）の数値

「PCMark 8」でのスコア比較を確認すると、一般的なノートPCなどよりも高いスコアとなっていることが確認できた

ストレージのアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark」

　ストレージ速度を計測する「CrystalDiskMark」の結果では、Q32T1のシーケンシャルリード（順次読み込み）が毎秒約495.5MBとなった。一般的なSATA接続SSDの速度（毎秒500MB前後）を達成できており、「LM-mini90S-S9」を使っていて、読み書きが遅くて困るということはまずないだろう。

ストレージ速度を計測する「CrystalDiskMark」の結果は、Q32T1のシーケンシャルリード（順次読み込み）が毎秒約495.5MB

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