Wi-FiメモリーカードのEye-Fiが、7月6日をもって初代Eye-Fi(Eye-Fi 1.0)を含む一部製品のサポートを終了した(EOL)。対象製品のサポートが受けられなくなるほか「Eye-Fi Center」アプリも使えなくなる。
9月16日には対象製品が利用している主要サービスの一部が使えなくなる。同社では「それまでに全てのお客様には(対象となる)製品の使用をやめていただきますようお願いいたします」と利用者にメールで呼びかけている。
理由は「対象製品ラインに含められている主要テクノロジーの一部が時代遅れとなりつつある」ため。
「2007年、弊社の製造する製品に採用されたインターネットセキュリティおよび認証メカニズムに関する主要技術は、当時としては最先端のものでしたが、時代の流れとともに脆弱性を露呈するようになりました」(同社)
対象製品は以下。
Eye-Fi 1.0 製品:
オリジナルpre-X2の全製品 (オリジナル、ホーム、共有、探索、ビデオ共有、ビデオ探索、プロ)
4GB Geo X2
4GB Connect X2
8GB Explore X2
8GB Mobile X2
8GB Pro X2
16GB Pro X2
Visioneer X2
Sandisk X2
Eye-Fi Windows デスクトップソフトウェア (Eye-Fi センター)
Eye-Fi Mac デスクトップソフトウェア (Eye-Fi センター)
iOSのEye-Fi アプリ
AndroidのEye-Fi アプリ
Eye-Fi センターウェブアプリ (center.eye.fi)
「X2」シリーズは2015年3月をもって同社からの出荷を停止中。同社では2015年半ばから、Eyefiプレミアムアカウント購入者向けに、データをクラウドに移行するサービスを無償提供している。リクエストは公式ページで受付中。
Eye-Fi X2が日本に上陸したのは2010年。わずか6年でサポート終了となった。
盛田 諒(Ryo Morita)
1983年生まれ、記者自由型。戦う人が好き。一緒にいいことしましょう。Facebookでおたより募集中。トレンド解説コラム「トレンドPicks」ASCII倶楽部で好評連載中!
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