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10コア20スレッドCPUでi7-6700の2倍以上の性能!最強PCの激ヤバ性能に脱帽

2016年07月02日 11時00分更新

文● 加藤勝明 編集●ジサトラ ハッチ

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普通のCore i7を圧倒するパフォーマンス

 ではDAIV-DGX700U3の性能検証に入るが、今回は比較対象として、Core i7-6700にGeForce GTX960を組み合わせた同社製人気モデル「NEXTGEAR i650SA5-SP」を準備。10万円台前半のPCとしては人気の高いハードウェア構成になっている。“究極対定番”の対決をご覧頂きたい。

 まずは「CINEBENCH R15」でCPUの馬力をチェック。CG作成アプリ「CINEMA 4D」のエンジンをそのまま流用しているため、スコアが高ければ高いほど高速にレンダリングできることを意味する。

CINEBENCH R15のスコアー

 CINEBENCHのCPUテストでは、コア数分のスレッドが立つマルチコアテストと、1スレッドだけで処理するシングルコアテストの2つを行なったが、ここで注目すべきはマルチコアテストの結果。4コア8スレッドのCore i7-6700のほぼ2倍となる1762ポイントもの高スコアーを叩きだしている。シングルコアテストでのスコアーは逆に負けているが、これはコア数が多い分クロックが低く設定されているため。しかし、もともとこうした処理をシングルコアで行うことは少ないし、「Intel Turbo Boost Max Technology 3.0」に対応すればシングルスレッド時の最大動作クロックは4GHzとなるため、パフォーマンスの差は少なくなるだろう。

 次は動画エンコードの定番「TMPGEnc Video Mastering Works 6」を使い、再生時間3分のAVCHD動画(1080p、60fps)をH.264/AVCもしくはH.265/HEVC形式のMPEG4ファイルに書き出す時間を比較した。GPU(NVENC)は使わず、CPUパワーを使い高画質(2パス)で処理している。

TMPGEnc Video Mastering Works 6を利用した動画エンコード時間

 素早さ重視ならGPU内蔵エンコーダー(Core i7-6700内蔵のQSV)を使う方が高速だが、2パスエンコードとなるとCPUパワーがモノを言う。この処理でも10コア20スレッド処理の可能なDAIV-DGX700U3が比較機に対しほぼ2倍速いという結果を出している。素材が長くなるほどCPUパワーの差が響いてくるため、少しでも作業ペースを早めるなら、DAIV-DGX700U3は最高の選択肢となるだろう。

 続いてはAdobeの動画編集アプリ「Premiere Pro CC(2015.3)」を使い、再生時間約2分20秒の4K動画をH.264/AVC形式のMPEG4ファイルに書き出す時間を比較する。こちらはエンコード条件を1パスと2パスで比較した。

Premiere Pro CC(2015.3)を利用した4K動画書き出し時間

 最終出力はCPUのパワー依存となるため、結果はTMPGEncと同様にDAIV-DGX700U3の圧倒的な勝利となった。DAIV-DGX700U3なら比較機で1パスエンコードするのとほぼ同じ時間で2パス処理ができる。同じ時間をかけても最終アウトプットのクオリティーの高い出力が得られるのだ。

 もうひとつ「Photoshop CC(2015.5)」を使い、GTX1080を使った処理での快適さもチェックしてみた。6000×4000ドットの画像に対し、美肌処理を行うプラグイン「BeautyBox」を適用する時間を比較する。このプラグインは「GPU支援の利用」が切り替えられるので、GPU支援ありとCPUのみでの処理時間をそれぞれ比較した。

BeautyBoxプラグイン実行中の画面。パラメーターはデフォルトのものを使用した

Photoshop CC(2015.5)+BeautyBoxプラグインによる処理時間

 この処理はCPUのみだとほとんど処理時間が変わらないが、GPU支援を有効にすると一気に差がつく。GTX 960も軽めの処理なら悪くないGPUだが、クリエイティブ系アプリの重い処理をさせるなら、より強力なGPUがよいということだ。

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