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10コア20スレッドCPUでi7-6700の2倍以上の性能!最強PCの激ヤバ性能に脱帽

2016年07月02日 11時00分更新

文● 加藤勝明 編集●ジサトラ ハッチ

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夢にまで見たBroadwell-E&Pascalの組み合わせ

 DAIV-DGX700シリーズは、一般向けのCore i7よりも物理コア数が多く多量のメモリーを扱える「LGA2011-v3」版のCore i7の中でも最新のBroadwell-Eアーキテクチャで製造された最新CPUのみを搭載する。コンシューマー&ホビー向けのCore i7(いわゆるSkylake)は物理コア4つで最大8つのスレッドを同時に処理できるが、今回試用する「DAIV-DGX700U3」のCPUは物理コア数10基で20個ものスレッドを同時に処理できる。メールやWebを見る程度だと物理4コアで何ら困らないものだが、特に動画のエンコードやCG作成においてはコア数はいくらあっても良いもの。クリエイティブ系作業のための究極のCPUといえるだろう。

タスクマネージャで論理プロセッサを表示させるとグラフが20個ズラリと並ぶ。一般的なCore i5やi7では4~8個ということを考えれば、いかに同時処理能力に重きをおいたCPUかわかるはず

 ただし、今回試用したバージョンでは、Broadwell-Eの新機能である「Intel Turbo Boost Max Technology 3.0」には非対応。同機能が有効になると全コア動作時は9コアが3.5GHz、1コアのみ4GHzに自動的にブースト(オーバークロック)がかかるが、現時点では全コア動作時は3.4GHzが限界となる。マウスコンピューターに確認したところ、同機能には7月中のアップデートで対応し、既存購入済みのユーザーについてもサポートするとのことだが、機能抜きでもベンチマークをとると一般のハイエンドデスクトップよりも高速だ。

 さらにGPUも最新の“Pascal”アーキテクチャをベースにしたハイエンドGPU「GeForce GTX1080」を採用。ゲームにおける現在最強のGPUだが、昨今のクリエイティブ系アプリはGPUパワーも重要になっている。最強のCPUを使うなら、GPUも速くないとCPUのパワーが活かしきれないのだ。もちろんゲーミングPCとしても比類なきパフォーマンスを持っている。

 その他メモリーは64GB(8GBモジュール×8)に、960GBのSSDを標準搭載するなど、各所に余裕を持たせてある。もちろんBTOを利用すれば、メモリーは最大128GB、SSDとHDDはあわせて最大6TBまでと、さらに大容量&高性能化させることも可能。そのほか、筐体の外側から簡単にストレージにアクセスできるリムーバブルディスクベイなど、豊富なカスタマイズを心ゆくまで堪能できる。

CPUクーラーの両脇にDDR4メモリーが4枚ずつ合計64GB(8GB×8)組み込まれている。今回の試用機のグラフィックボードには、GPUの熱をケース外に逃がしやすいGTX1080の「Founders Edition」が採用されていた

LGA2011-v3用システムは拡張性も重視されているため、背面のUSB3.0も普通のCore i7搭載PCとは比べ物にならないほど多い。8基もあるので外付けストレージ等の周辺機器を多量に「ハブ無しで」接続できるのが有り難い

DAIVシリーズのシンボルといえるのがロータリー式のパワースイッチ。ツマミを右にクイッと回して離すことで電源が入る。うっかり膝で押して電源が切れた、なんてミスを防げるのだ

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