このページの本文へ

貼るだけでiPhoneが3D対応になる!? 不思議な保護フィルムが発売

2016年06月24日 10時00分更新

文● 鈴鹿 廻

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 なんと貼るだけで3Dゴーグルのような3D動画が楽しめる、iPhone 6/6s対応の保護フィルムがあきばお~零に入荷している。メーカーは中国のETAMINで、価格は3600円(税抜)だ。

3Dコンテンツを立体視できる、3Dゴーグル系アクセサリに保護フィルムタイプが発売。貼るだけで3DゴーグルやVRレンズのような効果を得ることができる

 これまでの3Dゴーグル・VRレンズ系のアイテムではもっともお手軽かもしれない、保護フィルムタイプのモデルが発売された。iPhone 6/6sのディスプレーに貼り付けるだけで立体視の効果が得られるため、別途ゴーグルのようなアクセサリーを装着する必要がない。

 パッケージには、推奨の3D視聴アプリ「Eye 3D」のダウンロードリンク(QRコード)がプリントされており、アプリの設定を組み合わせて3Dコンテンツを視聴する仕組み。アプリでは、左右に分割されたサイド・バイ・サイド方式の動画を1枚の3D動画に合成できるほか、2Dの動画を擬似的に3D表示する機能を搭載。アプリ内のカメラ機能で撮影した写真を3D表示することもできる。

通常のフィルムのように貼り付けた後は、アプリ上でのキャリブレーションが必要。写真では分かりにくいが、ピント調整をうまくやることで、奥行きのある動画・画像を視聴できる

アプリではサイド・バイ・サイド方式の3Dコンテンツのほか、2D動画・画像を3D化する機能を搭載。アプリのカメラ機能で撮影した画像を3D表示することもできる

 ただし推奨アプリのEye 3Dには無料版と有料版があり、無料版ではキャリブレーション設定とサンプルの3D画像を視聴できるのみ。Youtube動画などを3D表示するためには、240円の有料版を使用する必要がある。

 もちろんその他の無料アプリを利用することもできると思われるが、ショップでは「推奨アプリに関する動作、対応アプリについては保証対象外」としている。興味深いアイテムながら、自分で最適なアプリを探し出せる上級者向けと言えるかもしれない。

【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン