MADOSMAの最新モデル「MADOSMA Q601」をチェック
マイクロソフトがWindows 10スマホをCOMPUTEXで展示
2016年06月06日 19時59分更新
COMPUTEX TAIPEI 2016で、マイクロソフトは自社ブースにてWindows 10 Moile(W10M)搭載スマホを展示。会期に合わせて新発表された端末はないものの、最新のW10Mスマホがチェックできるようになっていた。
展示されていたモデルは6つで、マウスコンピューターの「MADOSMA Q601」をはじめVAIOの「VAIO Phone Biz」、トリニティの「NuAns NEO」と日本メーカーが半数。海外メーカー製は、マイクロソフトの「Lumia 950」と「Lumia 950XL」、エイサーの「Liquid Jade Primo」が展示されていた。
展示されていた6モデルのうち、未発売なのはマウスコンピューターの「MADOSMA Q601」のみで、CPUはContinuum対応のSnapdragon 617、メモリーは3GBとなっており、ディスプレーサイズは6インチ(1080×1920ドット)という基本スペック。
MADOSMA Q601は2月にスペインで開かれたMWCでも展示されていたが、マウスコンピューターによると、そのときに展示されたものよりもブラッシュアップされており、より製品版に近い端末が展示されているとのこと。
実際に端末に触ってみると、画面のスクロールや切り替え、アプリの起動などがスムーズになっている。現在はマルチバンドの調整中とのことで、近日中にも発売日等の正式発表がありそうだ。
日本メーカーの参入は増えたものの、MWCから連続して展示モデルにほとんど変化がなく、2015年のCOMPUTEXではこの倍以上のモデルが展示されていたことを考えると、W10M登載スマホの展開が気になるところ。
マイクロソフト自体のスマートフォンへの取り組みも不透明になってきており、今後のマイクロソフトとメーカーの動向に注目だ。
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