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4Kテレビ環境を10万円前後で整える! 第2回

高い4Kテレビと安い4Kテレビ、画質にどれほどの違いがあるかチェック!

2016年05月27日 10時00分更新

文● 鳥居一豊

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機能や設定などはほぼ同じだが
それぞれプリセット値を変えて画質を追い込んでいる

DX600での画質調整項目。基本的な調整のほか、高画質機能の効果の調整などが並んでいる

DX600での画質調整項目。基本的な調整のほか、高画質機能の効果の調整などが並んでいる

DX750での画質調整項目。基本的には同じ項目が並ぶが、スクロールして下部に移ると、通常の映像をHDRライクな映像にする「ダイナミックレンジリマスター」などの画質調整が加わっている

DX750での画質調整項目。基本的には同じ項目が並ぶが、スクロールして下部に移ると、通常の映像をHDRライクな映像にする「ダイナミックレンジリマスター」などの画質調整が加わっている

画質調整項目を下部にスクロールしたところ。フルHD映像などをアップコンバートする「リマスター超解像」の効果も選べる

画質調整項目を下部にスクロールしたところ。フルHD映像などをアップコンバートする「リマスター超解像」の効果も選べる

 映像調整などのメニューでは、HDR関連の機能で差異はあったが、基本的にはほぼ同じ項目となっていた。

 面白いのが、同じ画質モードでも、それぞれのモデルでプリセットの調整値が微妙に異なっていたこと。それぞれのモデルできちんと画質を追い込んでいるようだ。

 画質・音質以外では目立った違いは音声入力機能の有無くらいで、Firefox OSを採用した操作インターフェースはもちろん、ネットワーク関連のアプリ機能なども同じだった。

 新機能というわけではないが、便利だと感じたのが視聴中の画面にオーバレイ表示で現れる「インフォメーションバー」。裏番組表の表示や天気予報などを手軽に呼び出すことができ、なかなか快適だ。

 ネットワークのサービスへの対応もかなり充実していて、動画配信はもちろんのこと、ショッピングなどジャンルも多彩だ。このあたりは、以前からのパナソニックの強みで、ネット上のさまざまなサービスや便利機能を活用したい人にはビエラは魅力的だろう。

映像モードの選択項目。写真はDX600のものだが、DX750でも項目は同じだ

映像モードの選択項目。写真はDX600のものだが、DX750でも項目は同じだ

ネットワーク関連のアプリ機能の一覧画面。これもDX600とDX750で同様のサービス、機能を備えている

ネットワーク関連のアプリ機能の一覧画面。これもDX600とDX750で同様のサービス、機能を備えている

放送などを視聴しながら、番組表の確認などが手軽に行なえる操作メニュー(画面の上下左右)を採用。なかなか便利で使い勝手がいい

放送などを視聴しながら、番組表の確認などが手軽に行なえる操作メニュー(画面の上下左右)を採用。なかなか便利で使い勝手がいい

右がDX600のリモコンで、左がDX750のリモコン。同じように見えるが、DX750のリモコンには音声入力ボタンがある、背の高さや微妙な形状にも違いがある

右がDX600のリモコンで、左がDX750のリモコン。同じように見えるが、DX750のリモコンには音声入力ボタンがある、背の高さや微妙な形状にも違いがある

DX750あるいはそれ以上のモデルで採用する音声入力の画面。リモコンに話しかけることで基本操作や番組検索などの操作ができる

DX750あるいはそれ以上のモデルで採用する音声入力の画面。リモコンに話しかけることで基本操作や番組検索などの操作ができる

レグザでもHDRコンテンツを見てみた!
明るいリビングで見るならZ700Xがいいかも

 さて、先ほど紹介したレグザ2機種はいずれもHDR入力に対応する。せっかくなのでDMR-UBZ1を使って、UHD Blu-rayソフトを見てみた。

 HDRらしいまぶしい光の輝きなどが再現できているのは、Z700X。これはLEDバックライトの輝度パワー自体も大きいなどが有利に働いたのだろう。

 肝心の夜景となると、若干黒浮きを感じることもあり、暗部の見通しの良さでは多少気になる面もあった。G20Xは絶対的な明るさの力強さでは差を感じるものの、HDRらしいハイコントラストな感じは十分。

 暗部もより締まって見えるので、コントラスト感は高いと感じる。精細感や色などをトータルで見ていくとZ700Xに軍配が上がるのは間違いないが、G20XもUHD Blu-rayの再現としては十分な実力を持っていた。

 これらの結果から、Z700Xは輝度パワーが優位なこともあり、明るいリビングでより美しい映像を楽しむ人に合っていると思う。

 G20Xは明るいリビングでも十分に使えるが、より画質にこだわって視聴するならば部屋の照明を落とした方が良さがでる。どちらかを選択するならば、このあたりが決め手になるだろう。

 ちなみに、最上位のZ20XはZ700Xの輝度パワーとトータルの実力を持つのに加えて、パネルはVA型でLEDバックライトのエリア駆動もより精密な制御になっているので、暗室での暗部のコントラスト感で大きな差があると思われる。

もっと安価な4Kテレビ環境が欲しい!
PC向けの4Kモニターはテレビにならないか??

 さて、最新の4Kテレビの実力はいかがだっただろうか? 東芝、パナソニックともにHDRに関わる映像表現が大きな進化点だったのは間違いないが、地デジなどのフルHD画質の再現においても、その差は以前よりも小さめとはいえ着実に熟成度を高めてきている。

 地デジ放送で見比べても、ソースに忠実なはずのフルHD表示ではちょっと解像感が甘いように感じる人もいるだろう。ぜひとも自分の眼で最新4Kテレビの実力を確かめてみてほしい。

 さて、次回はPC用の4Kモニターを取り上げる。筆者も驚いたが、28V型でなんと5万円ほどと、格安と言えるモデルが増えてきている。

 放送受信のチューナー機器を組み合わせれば、4Kテレビと同等の機能を実現できので、よりリーズナブルに4K視聴環境を整えられる。果たして肝心の画質はどうなのか? そのあたりも含めてじっくりとレポートしていこう。

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