Unite 2016 基調講演レポート
いま「Unity」がすごい PSVR用ゲームもつくれて日本語にも対応へ
どうも。ゲーム担当の人 ちゅーやんです。
突然ですが、普段からゲームをプレーしていますけど、ゲームを開発してみようとは考えたこともありません。
しかし、ユニティ・テクノロジーズが4月4~5日に開催した「Unite 2016」に行ってみたら“あら不思議”。「神ゲーつくるしかねーな」と思ったんです。いや、そんなに甘いモノじゃないっていうのは重々承知ですけど、とにもかくにも「Unity(ユニティ)」触ってみたいと思ったわけです。
5.4.Xで日本語に対応 フォントはもちろんOS準拠
筆者がUnite 2016で楽しみにしていたのは基調講演。ユニティ・テクノロジーズの方だけでなく、ソニー・インタラクティブエンタテインメントLLC(SIE)吉田 修平氏が「PlayStation VR(PSVR)」について登壇するということを聞きつけたからです。
基調講演では、ユニティ・テクノロジーズの方を中心にこれまでUnityで行なってきたこと、これからの展開などを説明。今更ですけど、Unityはゲームエンジンです。“エンジン”というよりは、もはや“開発キット”と呼んだほうが正しいのかもしれませんが。
現行のUnityはバージョン5シリーズ。昨年2015年3月に「5.0」が公開され、その後もアップデートを重ねていました。しかし、新要素を盛り込んだ結果、動作が不安定になるという事例もあったようです。そのため、いくつものバグを直してきました。
Unityは、ゲーム開発にとってのインフラのようなポジションになっています。そのため、今後は“安定した動作をするバージョン(=正式版)”と“新要素を盛り込んだバージョン(=ベータ版)”の2種類で展開する方針にするとのこと。ベータ版が安定したら、正式版として展開し、さらに新要素を盛り込んでいくという循環になるわけです。
そして、今後のアップデートでの新要素として日本語に対応するという発表がありました。今後配信予定の5.4.Xでは、メニューやサブメニューが日本語に正式対応。フォントはもちろんOS準拠。大前氏は「中華フォントじゃないので安心してください(笑)」と発言。
Unityの特徴は、制作したゲームをさまざまなプラットフォームで展開できるということ。スマホゲームやWii UやPlayStation 4などにもです。そして、いま話題でもちきりのPSVRにもですよ。そこで、今回の基調講演にSIE 吉田 修平氏が登壇したのです。
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