第6世代Core i7 6650U搭載で、性能が大幅アップ
レビューの前に、「CPU-Z」で情報を確認してみる。搭載されているプロセッサーは第6世代のCore i7 6650U、GPUはメモリー1GBのIris Graphics 540。
総合的な性能を計測する「PCMark 8」が示す高速化
まずはPCの総合的な性能を計測するベンチマークテスト「PCMark 8」を実施してみた。日常的な使い方でのテストである「Home Accelerated 3.0」では3280を記録。以前のCore i5モデルのレビュー「オススメ! 「Surface Pro 4」は“買い”だ!!」と比べてみても十分な高速化が図られている。
特筆すべきはゲームやクリエイティブ系のソフトウェアの動作を検証する「Creative Accelerated 3.0」の結果。実に4176の数字をたたき出しており、画像のバッチ処理やビデオエンコード速度が大幅に向上しているため、高負荷のクリエイティブ系ソフトの利用にも応えられそうだ。
また3D性能を計測する「3DMark」でも、「Fire Strike」は1392、「Ice Storm」はほぼ7万の69969という結果だった。Core i5モデルのテスト結果から順当に数値が向上しており、このあたりはCPUとGPUの変更がそのまま性能向上に繋がっているようだ。
CPU速度を計測する「CINEBENCH」 - 順当なパフォーマンスアップ
CPU速度を計測する「CINEBENCH」の結果を見ると、特にOpenGLの項目がCore i5モデルに比べて向上している。CPU性能も向上しており、このあたりも順当なパフォーマンスアップだ。