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プリンストンが販売する高機能ストレージ「Drobo」を活用しよう 第9回

Droboのサポート体制のしっかり度をプリンストンで確認!

2016年02月03日 11時00分更新

文● 飯岡真志 編集 ●金子/ASCII.jp

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日本の事情に合わせ、プリンストン社内でもHDDを検証

プリンストン独自の検証結果に基づき掲載された「推奨HDD・アクセサリーについて」

――HDDの検証は、Drobo社側が行なった情報の提供を受けているのですか?

プリンストン それだけではなく、HDDの検証はプリンストンでも実施しています。というのも、市場に流通しているHDDの種類・構成については、各国で異なるからです。たとえばDrobo社のサイトで推奨されているモデルが、すでに日本国内では流通が終了している事もあります。逆にDrobo社のサイトには載っていなくても、日本国内で流通しているHDDで、Droboでの使用に適しているものもあるわけです。

 また特に法人のお客様の場合、きちんと動作確認のとれているHDDの情報が必要になります。法人向けにはDroboと動作確認のとれたHDDをセットにしたパッケージもご用意しています。

 このような事情もあり、弊社でも独自にHDDの検証を行なっています。

――国内の市場に即した情報を得られるのは、ユーザーにとっても心強いですね。

取材を終えてみて

 インタビューの後に、検証スペースも拝見させてもらい、話を伺った通りに、きっちり自前で検証を行っていることも確認できた。

 壊れても「運が悪かった」で済ませられるような安価な製品ならともかく、Droboのように高額な製品の場合には、日本国内でのサポート体制の優劣が購入を決める要素となる。

 ここまで見てきたように、Droboシリーズに対するプリンストンのサポートは、とても充実している。今回の取材を通じて、Droboは国内ベンダー(と言ってもピンからキリなのだが)の「ピン」なところと同レベルの安心感を持って使えると感じた次第である。

NASモデルやサーバールーム向けモデルもラインアップ

 Droboシリーズには、家庭向けからサーバーとの接続に使うハイエンドストレージまで、多くの製品を用意している。ここでは、大企業の部門/中小企業から、家庭でも使える製品を紹介しよう(写真をクリックすると、メーカーページに飛びます)。

本記事で紹介している5ベイ搭載のNAS製品「Drobo 5N」。最新ファームウェアVer.3.5.5で、64TB・4Kn HDDに対応。

5ベイ搭載、USB 3.0/Thunderbolt対応の「Drobo 5D」

2015年12月に発表された「Drobo B810n」。8ベイ搭載で、Gigabit Ethernetポート×2によるポートボンディング機能、4Kネイティブ(4Kn)HDDに対応する。アクセス頻度の高いファイルを自動的にSSDへ配置し体感速度を向上させる「Automated Data-Aware Tiering」をDroboのNASモデルとして初めて搭載する

iSCSIに対応し、12ベイを搭載する企業向けモデル「Drobo B1200i」

(提供:プリンストン)

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