販売コーナーのSIMフリー機には見わけ方がある
1万円のMoto G(第2世代)はケース付きでかなりおトク!
さて、こちらはお待ちかねの実機の販売コーナー。売っているモデルは5機種とやや少な目。1機種はベライゾン向けの「Droid 2 Turbo」で、これは実質同キャリア専用モデル。ほかの4モデルは「Moto X」、「Moto G(第3世代)」、「Moto G(第2世代)」、「Moto E」。いずれもSIMフリー。
なお、アメリカではSIMフリーモデルを「GSM機」という言い方をすることがあります。このお店でも一部の店員さんがそう話していました。これはCDMA端末がSIMを使っていなかったころの名残り。なので、GSMモデルと言われても、2GのGSMだけという意味ではありません。店にはスペック表もありますが、ちゃんとLTEとW-CDMAにも対応しています。
もちろんMoto 360も販売中。ベルトを変えたスポーティーなスポーツエディションの「Moto 360 Sport」はフランスなどで販売が始まりましたが、アメリカは1月末とのこと。そのため実機は無くモックのみでした。Moto 360って実は本体のデザインがやや厚めに見えちゃうのですが、スポーツタイプだとそれが目立ちません。日本でもぜひ出してほしいものですね。
さて、スマホのお値段ですが、Moto Xの16GB版が399.99ドル(約4万7000円)。やはりそれなりにします。また、Moto G(第3世代)は179.99ドル(約2万1000円)でした。もっとも、こちらは日本で出ているので日本版を買うのがいいのかもしれませんね。
残りの2モデルはMoto G(第2世代)が99.99ドル(約1万2000円)、Moto Eが89.99ドル(約1万1000円)とこちらはアメリカ用端末として買っちゃおうかな、と思える安さ。Moto Shopに来た記念に買うのもいいかもしれません。
ということで、Moto G(第2世代)を買ってみることにしました。イリノイ州の州税がかかるので実際の支払いは110ドルほどになりましたが、それでも約1万3000円。しかも、おまけで5色のカバーが付いてきました。本体は白が売り切れで黒しかなく、カバーは赤、黄色、ピンク、青、黒と黒がだぶっちゃうのが残念ですが、カバーだけでも数千円はしますからこれはお買い得だったかも。なお、このMoto G(第2世代)は在庫限りとのことです。
お店の規模はあまり大きくなく、置いてある製品の数も少な目。でも、発祥の地にできたフラグシップストアだけに、スタッフたちもここで働いているのを誇りに思っている、そんな印象を受けました。大昔、モトローラの携帯電話販売数が世界シェアトップ10に入っていたころは「M」ロゴのグッズなどもよく見かけました。
できれば今後はステッカーやシャツなどのグッズの販売も始めてほしいもの。フラグシップストアでしか買えないグッズがあったら、それを求めにこのお店に来るお客さんも増えるかもしれませんしね。そしていつか、日本にもMoto Shopができる日が来ることを期待したいものです。
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