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CES 2016レポート 第38回

新しくなったThinkPad X1シリーズをガッツリ見てきた!

2016年01月07日 17時21分更新

文● ハシモト●ASCII編集部

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「ThinkPad X1 Tablet」

 先日発表され、注目を集めているThinkPad Xシリーズ。「CES 2016」会場近くのレノボブースでその実機を見てきたのでレポートしたい。

 X1シリーズの中でも注目を集めているのが「ThinkPad X1 Tablet」だろう。キーボードの脱着が可能な、いわゆる2in1 PCであるが、脱着できるのがキーボードだけではないのがポイント。

独自の拡張モジュールは3種類を用意

独自の拡張モジュールは3種類を用意

プロジェクターモジュールで投影しているところ

モジュールを装着するために、背面スタンドもこのような機構になってる

 キーボードの代わりに独自モジュールを脱着可能で、拡張バッテリーやRealSenseカメラ搭載のモジュール、そしてプロジェクターモジュールを用意する。

薄型キーボードながらトラックポイントを搭載。なお、キーボードの高さ(傾斜)は3段階で変えられる

 キーボードにしても、極めて薄い形状であり、これにトラックポイントを搭載するのに2年の月日をかけたという。結局、ポインターの長さを短くし、それに合わせてプログラムを調整することで搭載を可能とした。

「ThinkPad X1 Yoga」

「ThinkPad X1 Yoga」

左右側面の端子部

キーボードを回転させるとタブレットになる

キーボードを回転させるとタブレットになる

左が従来の液晶、右が有機ELパネル。全然見え方が違う

左が従来の液晶、右が有機ELパネル。全然見え方が違う

 「ThinkPad X1 Yoga」の特徴としては、有機ELパネルの採用が挙げられる。従来の液晶と比較して、輝度とダイナミックレンジの広さは一目でわかるほど秀でている。特に、黒が真っ黒に表示できるため、画面がくっきりと見える。

「ThinkPad X1 Carbon」とその分解モック

 「ThinkPad X1 Carbon」は、もともと薄かったボディーをさらに薄型化しながらも、マイナス20度からプラス60度という環境にも耐えうる性能を実現。会場にはその分解モックも展示されていた。

 このほか、会場にはThinkPad関連の最新周辺機器やLenovoブランドのPC、スマートフォン、さらに歴代のThinkPadも展示されており、ThinkPad好きにはたまらない空間となっていた。ただし、一般の方の立ち入りはできないようなので悪しからず。

「WiGig」方式によりワイヤレスでディスプレーと接続できるアダプター

「WiGig」方式によりワイヤレスでディスプレーと接続できるアダプター

ACアダプターもコンパクトなものが登場。持ち運びに便利そうだ

ACアダプターもコンパクトなものが登場。持ち運びに便利そうだ

ゲーミングノートの「ideapad Y900」。キーボードがカラフルに光るが、その光らせ方もユーティリティーでカスタマイズ可能。TurboBoostのオン/オフもでる

自分撮り用に前面にもライトを内蔵した「VIBE S1 Lite」。本体左上にライトを搭載する

ボディーの強靭さをアピールするMotorolaブランドのスマートフォン「DROID Turbo 2」。実際に落としても壊れないことを実演

「ThinkPad 701c」といった歴代ThinkPadでターニングポイントとなった機種を展示

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