いざ実食!
紅鮭の燻製がやばいくらい美味い!
さて、実食。「紅鮭の塩焼き」の一口目、美味しい! 焦げたような燻製香と、もともと振ってある塩味が絶妙なバランス。お茶っ葉のニュアンスもほとんどなく、ひたすら美味しい。ご飯も何杯でも行ける。ここで、記事を終了してもいいくらいの、キラーコンテンツに仕上がった。お茶っ葉とフライパンでそんなになるわけないだろう、と疑っている人、是非試してください。驚くことうけ合い。
ゆで卵はカットしたら1㎜くらい茶色くなっており、十分燻されているよう。食べてみると、確かに燻製たまご。でも、マリアージュしているわけでもない。1+1が2になった感じで、やってもいいが感動も少ない。鮭の塩焼きの直後だからかも。
紅茶で燻したハーブチキンは、カッとしたら断面がパサパサに見えたものの、食べてみるとそこまで乾いているわけではない。ハーブと紅茶の味がミックスされ、タンドリーチキンみたいになってる。美味しい。ただ、わずかにソースが欲しくなる感じ。
溶けかけて3分で取り出したチーズをとりあえず食べたところ、意外といける! いや、美味しいかも。あと2分燻せたらもっと美味しくなったはず。残念だ。ベーコンは紅茶の味が前面に出ていて、ちょっと美味しくない。厚切りベーコンなら、いい感じになりそう。ウインナーを投入してからでも10分は燻したのだが、なぜかあまり燻製感がない。しかし、ウインナー自体がすごく美味しくて、大満足。
おでんは見た目はいい感じ。食材は半分にカットし、まずはそのまま試食。残りは温めた汁に戻して試食してみた。具材は、はんぺん、大根、つみれ、白滝の4種類。大根とつみれは燻した味がごくわずかに付いているが、あまり効果はなかったようだ。味わいも増している感じはない。白滝は煙感を強く感じるが、美味しくはない。はんぺんは色がキレイについており、燻した味もそこそこ出ている。美味しいといえば美味しい。汁に入れたところ、さらにおいしく食べられた。しかし、それぞれの食材の印象は変わらず。
最後はお菓子。ボケ担当で入れたチョコシューだが、なかなかいい感じ。わずかにスモーキーで、チョコとマリアージュ。これ、新しい切り口のチョコ菓子になりそう。ポテトチップスは、苦味が強く出ていたが、大人風で美味い。もっと短い時間にしておけば、確実に“あり”な味。柿ピーはびっくりするくらい美味しくなっていた。少し焦げていたので、もう少し時間を短くすれば、製品レベルと言っていい。
ということで、100円ショップのアルミ鍋とティーバッグの葉っぱでも十分家庭内燻製を楽しめる。今回の組み合わせでオススメなのが、ダントツで「紅鮭の塩焼き」。次点で「プレミアムチョコシュー」と「こだわりの柿ピー」で、「サラダチキン ハーブ」と続く。「まろやか6Pチーズ」は溶かさないようにできれば、美味しくなるはず。「金のウインナー」は燻製が足りなかったが、味で言うなら満足。反面、ベーコンやゆでたまご、おでんの具材は微妙だった。
次回は土鍋で燻製!
高級茶葉やウッドチップでチャレンジ
次回は、100円ショップで買った土鍋を使って燻製にチャレンジ。インスタントコーヒーから高級ルイボスティー、高級烏龍茶などの燻製材を試しつつ、本格的なウッドチップでの仕上がりも試してみる。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。
この連載の記事
-
第3回
グルメ
プロの味! ダンボール燻製ハウスと室内用ロースター「けむらん亭」で燻製してみる -
第2回
グルメ
100円ショップの土鍋&さまざまな燻製材を使ってキッチンで燻製する技 -
グルメ
コンビニで手軽に買える食材をスモークして10倍おいしく楽しむ - この連載の一覧へ