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年末年始にお買い得なデジタル製品はこれだ! 第3回

家にいる人も、帰省する人も、寝正月を楽しむためのお買い得AV機器

2015年12月17日 11時00分更新

文● 鳥居一豊

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 師走で慌ただしくなってきた今日この頃。日々の業務に忙殺されつつも、年末年始の休暇をいかに過ごすかを妄想している人も少なくないだろう。

 AV好きな人なら、好きな映画や音楽をたっぷりと楽しみたいところ。しかし、何かと物入りの時期でもあるし、不要な出費は可能な限り抑えたいところ。そこで、お手頃価格ながらも質のよさでは抜群というお買い得なAV機器をテーマ別に厳選。さまざまなスタイルで、満足度の高いお手軽AVライフを満喫しよう。

パフォーマンス重視ならフルHDテレビがおすすめ
10万円を切る東芝 レグザ「43J10」

43V型なら実売価格が10万円を切る「43J10」

43V型なら実売価格が10万円を切る2Kハイエンドモデル「43J10」

 休日はテレビでも見ながらのんびり過ごしたい人にとって欠かせないアイテムといえば、こたつとみかん。そして、テレビ。

 今やテレビメーカー各社が力を入れて開発しているモデルは4Kテレビが中心。そこでおススメの4Kテレビは……と言いたいところだが、今回はコストと性能のバランスがいい製品を選びたいので、あえてフルHDテレビの高級モデルをチョイス。

 東芝のレグザ「43J10」(実売価格 9万円前後)は、フルHDテレビながらも全面直下LEDを採用しているのが特徴。高画質エンジン「レグザエンジンCEVO」搭載で、鮮やかな映像と豊かな色を再現。

 忠実感を重視した映像だが、全面直下LED採用による高輝度のためディテールの再現が大きく向上し、見応えのある映像が楽しめる。

直下型LEDを採用により、色の再現性が向上している

直下型LEDを採用により、エッジライトモデルよりも色の再現性が向上している

 しかも、ネットワーク機能も充実し、定額制動画配信サービス「NETFLIX」などの視聴も可能。また、ゲームをしたい人には注目の低遅延表示「瞬速ゲームダイレクト」も備えるので、タイミングのシビアな格闘ゲームやリズムゲームも快適に楽しめる。こうした機能は4Kテレビとほぼ同等で、コストパフォーマンスは抜群だ。

 テレビの高級モデルは今後ますます4Kテレビだけになっていく傾向があり、フルHDの高性能なテレビを手に入れるのは最後のチャンスかもしれない。4Kテレビはまだ必要ないが、長く使えるフルHDテレビがほしいという人も要検討だ。

ホームシアターで手軽にサラウンドの大迫力を実現!!
2万円台のパイオニア「HTP-S363」

パイオニア「HTP-S363」

パイオニア「HTP-S363」。リアル5.1chをお手頃価格で実現

 比較的新しいテレビを持っている、という人におススメしたいのは、ホームシアターシステム。今年は超話題作の「スターウォーズ フォースの覚醒」の公開もあるし、年末年始や休日の映画館は例年以上の混雑が予想される。

 他人に邪魔されずにじっくり映画を鑑賞するならば、ホームシアターだろう。ホームシアターは価格が高くてムリという人もいるだろうが、実はそんなことはない。

 ここでオススメするのは、パイオニアの「HTP-S363」。最安レベルなら2万4000円前後で購入できる。コンパクトなスピーカーによる本格的な5.1chサラウンドが楽しめるシステムだ。システム構成もシンプルで、AVアンプとサブウーファーが一体化したコンポサイズの本体と、手のひら大のスピーカーが5つだけ。

 後方のスピーカーも壁掛けやちょっとした場所に置けるサイズなので、設置の手間は不要。後ろのスピーカーの配線が邪魔という場合は、5つのスピーカーをすべてテレビの周りに置いてサラウンドを楽しめる「フロントサラウンド・アドバンス」機能もある。手軽にサラウンドを実現できて、価格も2万円半ばというのはかなり魅力的。

 もちろん映画だけでなく、音楽も高音質で楽しめるし、Bluetooth内蔵でスマホの音楽再生もワイヤレスで楽しめる。

 手持ちのテレビと組み合わせて、立派なホームシアターが実現できる。子供がいて映画館に連れて行くのはちょっと大変というようなファミリーにもおすすめしたい。

 手軽に本格的な5.1chサラウンドが楽しめるホームシアターと、最新鋭の薄型テレビがあれば、自宅が立派な映画館になる。ポータブルテレビでおひとり様専用のテレビ生活をするなど、年末年始の人混みをさけてのんびり休暇を過ごすというのも乙なものだ。

(次ページに続く、「ワンセグ&フルセグ対応で防水もOK 手軽に使える東芝のポータブルテレビ

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