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年末年始にお買い得なデジタル製品はこれだ! 第2回

光学50倍超が2~3万円台で! 今冬のデジカメ購入は超望遠機が狙い目!!

2015年12月15日 11時00分更新

文● 周防克弥

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EVFなしのコンパクトな50倍望遠機
キヤノン「PowerShot SX530HS」

本体サイズは幅120×奥行き91.9×高さ81.7mm、バッテリーとメディア込みの重量は約442g

本体サイズは幅120×奥行き91.9×高さ81.7mm、バッテリーとメディア込みの重量は約442g

 2015年2月に発売された「PowerShot SX530HS」は、高倍率ズーム機の中では比較的コンパクトで軽く、持ち運びには有利な機種だ。量販店では2万円台中盤から3万円弱で購入可能。

 35mm判換算で約24mmから1200mmまでをカバーする光学50倍ズームを採用。光学式の手ブレ補正機構を内蔵しているので望遠撮影でも安心だ。広角側ではレンズ前0cmのマクロ撮影が可能になっている。望遠側の最短撮影距離は約1.3mだ。

 撮像素子は1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサーを採用。有効画素数は約1600万画素となる。

 撮影モードはシーン認識機能を持ったフルオートから絞り/シャッタースピード優先オート、マニュアルと一通り揃っている。エフェクト系も備わっていて普通のコンデジ感覚で使える。

50倍ズーム機としては結構コンパクトに仕上がっている。横にはフレーミングアシストボタンがある

左から、電源オフ、電源オン(広角)、電源オフ(望遠)の状態。シャッターボタンの手前にキヤノンのデジイチではお馴染みの電子ダイヤルが備わっている。マニュアル操作には便利だ

背面モニターは3型(約46万画素)。ボタン類は大きく操作しやすい。コストの問題もあるだろうが、EVFか可動式モニターかのどちらかがほしかった

背面モニターは3型(約46万画素)。ボタン類は大きく操作しやすい。コストの問題もあるだろうが、EVFか可動式モニターかのどちらかがほしかった

ストロボは手動で引き上げる

 望遠倍率の高いデジカメで困るのがフレーミングだ。ズームアップしていると周りが見えなかったり、どこを狙っているかが判断しにくい場合があるが、本機の「フレーミングアシスト」機能を使うと一瞬で広角側にズームし、どこを狙っているか、背面液晶にマスクして表示される。

 また、人物の顔を認識して自動的に適切な焦点距離にズームし、大きさを一定に保つ機能を搭載や、動いてる被写体を狙っている際にフレームアウトすると、自動的に広角側にズームして被写体を捉えなおす機能など、慣れない望遠撮影でも便利に使える機能が搭載されている。

(次ページに続く、「最高感度でも実用的な画質 PowerShot SX530HSの画質をチェック!

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