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47行の法人口座にも対応

確定申告の帳簿つけが手軽に! 銀行口座やクレカ、交通系カード情報を直接取込

2015年12月11日 15時20分更新

文● 飯島恵里子/ASCII.jp

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 弥生は、各種取引データを自動で取込、自動で仕訳するクラウドサービス「YAYOI SMART CONNECT」の機能を、12月11日に強化した。従来は他社サービスを介してYAYOI SMART CONNECTで取り込み、仕訳データに変換し、各弥生ソフトに転送していた。

 今回の機能強化によって、他社サービスを介すことなく直接、自動取込・自動仕訳できるようになった。利用できるのはクレジットカード35種、電子マネー10種、1125行の金融機関、47行の法人口座。

 取引先のID/パスワードは、サーバー上ではなくクライアント側で保持し、クライアントアプリを通して、取引データを取得する。クライアントアプリが取引データを自動で取り込むため、金融機関側のデータ保持期間を気にする必要はないという。

 また、複数の取引をひとつの取引にまとめて仕訳データにする「まとめ仕訳」機能を搭載した。交通系カードからデータを取込すると、乗り降りのたびに仕訳データが作成されるが、まとめ仕訳によりYAYOI SMART CONNECTが、旅費交通費など同じ科目の取引を、月ごとにまとめたひとつの仕訳として作成する。

 2016年2月から受け付けが始まる確定申告に向けて、事前に機能強化することで中小企業やフリーランスなどの個人事業者は利便が高まるであろう。


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