12月3日、IDCフロンティアはデータセンターとインターネットとの接続を支えるバックボーンネットワークを12月1日に従来の510Gbpsから630Gbpsへ大幅に増強。10年前と比較して自社回線総量は約10倍に拡大し、データセンター事業者としては国内第一位の回線総量を保有することになったという。
総務省の調査によると、国内のブロードバンド契約者の総ダウンロードトラフィックは2015年5月に4439Gbpsと前年同期比で53.5%増加。これらのインターネットサービスを提供するサーバーの多くはデータセンターに設置されており、オンラインゲームや動画・音楽配信などのリッチコンテンツ、またインターネット広告やネットショッピングなどの高速で多量のデータ処理などを高レスポンスで配信できる能力が求められているとのこと。IDCFはこれらサービスを安定して運用するためのバックボーンネットワークの増強を継続して実施しており、国内第一位の回線総量でサービス提供事業者の要求に応えるという。