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強磁場のため、単にVRゴーグルを掛けさせればいいというわけでない

MRIの閉所不安感を、VRで解消する技術を東芝が開発

2015年11月30日 14時25分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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利用イメージ

 東芝および東芝メディカルシステムズは11月30日、MRI検査の閉所不安感を和らげる広視野角VR表示技術を開発したと発表した。

 MRI装置は丸い開口部に患者を入れて検査を行なうが、狭い空間や装置の騒音により不安を感じる患者が多く、東芝・東芝メディカルシステムズでは大口径システムや騒音の低減などによって検査の快適性を向上させてきた。

MRIは強い磁場を発生し、また金属製の物体をボア内部に入れると検査に影響があるため、離れた位置から映像を投影する

 新たに開発した技術は、ボア(MRIのトンネル状部分)内部に半透過ドームスクリーンを設置、MRIの磁場の影響のない距離に設置したプロジェクターから映像を投影する。

投影イメージ

 ドームスクリーンは同社が研究開発してきた車載用ヘッドアップディスプレイや超高臨場感用頭部搭載型ディスプレイの技術が活かされいる。物体の色や形状を処理する中心視野に加えて、空間の奥行や広がり、動きを処理する周辺視野に映像刺激を与えることで、視野角60度以上の広視野・高臨場感映像を実現。実際のドームスクリーンよりも遠くに映像があるように感じられ、広々とした空間を体感できるという。

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