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トレンドは大容量化・低価格化、一方で「無制限」プラン廃止

OneDriveから乗り換えたくなるクラウドストレージ徹底比較

2015年11月26日 09時00分更新

文● 田口和裕 編集●飯島恵里子/ASCII.jp

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ビジネスプラン限定ながら無制限プランが健在な「Box」

名称:Box
URL:https://www.box.com/ja_JP/home/
無料プラン:10GB
有料プラン:100GB(1200円/月)、ほかビジネスプランあり


 セキュリティー機能を強化したビジネス向けがメインだが、10GBまで無料で利用できる一般ユーザー用のプランも用意されている。

 ファイルに対して期限やメモを設定してタスク管理ツールとして利用できるのが最大の特徴。ファイルの描画も早いので画像やPDFビューワーとしても優秀だ。

 ビジネスプランに限られるが、いまだに容量無制限プランが用意されているのはBoxだけ。

 ただし、ところどころ日本語化されていないのは残念。

ウェブ版インターフェース。共有フォルダにメモを残すことができる

テキストファイルを手軽に作成できる「BoxNote」も便利だ

スマートフォンアプリは「GoodReader」など連携アプリも多い


一足先に無制限プランがなくなった「BitCasa Drive」

名称:Bitcasa Drive
URL:https://www.bitcasa.com/
無料プラン:5GB
有料プラン:1TB(1200円/月)、10TB(1万1900円/月)


 以前は容量無制限プランが存在していたが2014年11月に終了、現在は1TBで1200円/月と平均的な値段だ。

 ローカル上のデータをクラウド経由で同期させるのではなく、プライマリーストレージとしてクラウド上に置く仕組みのため、ローカルドライブの容量に左右されず、必要なファイルだけを都度ダウンロードするという使い方になる。容量の少ないSSDを使ったノートブックなどでの使用に向いている。

ウェブ版インターフェース。利用したいファイルは都度ダウンロードする必要がある

スマートフォンアプリは標準的


無料で50GBは貴重な存在の「MEGA」

名称:MEGA
URL:https://mega.nz/
無料プラン:50GB
有料プラン:200GB(4.99ユーロ/月)、500GB(9.99ユーロ/月)、2TB(19.99ユーロ/月)、4TB(29.99ユーロ/月)


 なんといっても他のサービスにはない50GBの無料ストレージが魅力。またアップロードファイルにサイズ制限がないのもすばらしい。大量の動画ファイルなどを保存したい時には強い味方になってくれるだろう。

 ただし前身となる「MEGAUPLOAD」は、違法ファイル交換の場として有名になり突然閉鎖されている。

 MEGAは違法ファイルがアップロードされないようチェック機能なども用意されているらしいが、いまひとつ信頼性に欠ける。とりあえずの保管場所として割りきって使うのが無難だろう。

PC用クライアントアプリ。50GBの容量はやはり魅力だ

ウェブ版インターフェースにはチャット機能が用意されている

スマートフォンアプリは標準的


(次ページ、「トレンドは大容量化・低価格化、一方で無制限廃止」に続く)

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