11月17日、GMOクラウドはロシアのセキュリティベンダーであるDoctor Webと戦略的販売パートナー契約を締結。PC環境で動的な分析を駆除も行なうアンチウイルスソフト「Dr.Web」を「GMOクラウドALTUS(アルタス)」のユーザー向けに提供することを発表した。
Dr.Webは、国内セキュリティベンダーと提携することで作られたパターンファイル、新種(未知)のマルウェアを検出・駆除するヒューリスティックエンジンのほか、PCで未知のプロセスや悪意のある動作をするプロセスをすべて解析する。 20年以上にわたってマルウェア動作パターンを解析してきたDoctor Webのノウハウを土台に、ホワイトリストにない未知のプログラムのプロセスを常時監視し、「Dr.Web」の持つマルウェアのナレッジと照合・解析を行ない、脅威を駆除する。全プロセスを常時監視することで、 パターンファイルとヒューリスティックエンジンをすり抜けた新種のマルウェアを見つけ出し、 駆除できる。
また、感染するとPC内の特定ファイルを暗号化したり、 システムにアクセス制限をかけたりして読み取れない状態にするランサムウェアに関しても、「データ損失保護機能」により、ランサムウェアに暗号化された場合でも復元することが可能になる。
月額利用料は980円で、国内最安級を謳う。なお、2015年11月17日(火)~2015年12月28日(月)の間、Dr.Webの月額利用料金980円(税抜)を3ヶ月間無料にする「セキュリティレベルアップキャンペーン」を実施する。