バラクーダネットワークスは11月17日、次世代ファイアウォールアプライアンスの「Barracuda NextGen Firewall Fシリーズ」において、新たに低価格帯のデスクトップモデル4機種を発表した。SaaS/クラウドサービスの利用が増えている企業のブランチオフィスなどに適しており、初年度価格(税抜)は22万円から。
バラクーダでは今回、次世代ファイアウォール製品を「Barracuda NextGen Firewallシリーズ」として統合し、従来のBarracuda NextG FirewallをBarracuda NextGen Firewall Fシリーズ、Barracuda FirewallをBarracuda NextGen Firewall Xシリーズとして、それぞれ名称変更した。
さらに、FシリーズにおいてデスクトップアプライアンスモデルのF18、F80、180、F280を発表している。提供価格は22万円(税別、初年度の保守費用込)から。
Fシリーズでは、アプリケーションおよびユーザー/グループベースのトラフィックコントロールや可視化、利用禁止、SSLトラフィックインスペクションといった機能を備える。また、今回のような小型モデルを各拠点に配備することにより、業務利用の増えているクラウドサービス/SaaSに対し、本社経由ではなく各拠点から直接セキュアなアクセスが可能になるとしている。