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獲るぞ二連覇!ベンツで挑む初音ミクGTプロジェクト8年目 第10回

ミクSLS、大分オートポリス戦はタイヤトラブルに沈む

2015年11月10日 17時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 写真●鉄谷康博、加藤智充

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関係者コメント

安藝貴範 代表

 練習走行で(チームのムードが)暗く、予選が明るくて、決勝前は暗かったけど、決勝の第1スティントは明るくて、後半が暗いと、非常に浮き沈みの激しいレースでした。決勝で心配されたタイヤのピックアップですが、前半の雨で取れたんですが、後半も苦しめられたけど雨が降ってきたらペースが戻ってきて。しかし、すでに時遅しという状況でした。

 谷口選手はほとんど曲がらないクルマで戦っていたと思うので、彼のストレスは計り知れないでしょうね。ドライバーふたりの強さが出たレースだったと言えるでしょう。

 最終戦に向けての準備はできたと思うので、今季初勝利を狙っていきます。


片山右京 監督

 ドライバーに申し訳ないなあという気持ちですね。途中、コンディションが変わるとクルマのバランスが良くなったり悪くなったりで、順位をどんどん上げて盛り上がった部分もあるけど、レース全体としてはトラブルが解消されないままだったのが厳しかったかなと。

 今回のことでチームの経験値も上がったと思うし、データも取れたと思うので、前には進んでいます。運が悪かったんじゃなくて、原因がハッキリしているのであとはそれを解消していくだけです。今回のレースでは2位、あわよくば1位にも手が届くということがわかりましたしね。


谷口信輝 選手

 片岡選手がいい順位(2位)でバトンを渡してくれて、僕も3位まで上がってさらに前を目指したんですが、タイヤのピックアップが出てしまってタイムがガタガタに落ちてしまいました。過去にないくらいペースが落ちてしまったんです。

 アンダーステアという言葉では飽き足らないくらい曲がらなくて、順位をキープするどころかコース上に留まることで精一杯というひどい状況に陥ってしまい、結果8位まで順位を落としてしまいました。

 応援してくださった方々には本当に申し訳なく思います。もうこんな思いはしたくありませんね。


片岡龍也 選手

 5番手からのスタートで順調に順位を上げていったのですが、途中でタイヤのピックアップ問題が発生してしまい、どうにもできずにズルズルと後退するハメになりました。しかし、何かのきっかけでピックアップが解消し始めたので、上位集団に追いつくことができ、そのまま2位まで上げてピットインできました。

 明るい兆しが見えただけに、後半のピックアップ問題は非常に残念でしたね。トラブルに近い問題だと思うので、しっかりと原因を解消できると思います。この悔しさを最終戦にぶつけようと思っているので、みなさん応援よろしくお願いします。


(次ページでは、「レーシングミクサポーターズ特集!」)

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