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きれいに紅葉を撮るならコレ! 秋のデジカメ特集 第3回

4万円台からの最新ミラーレス一眼4機種の画質をチェック!

2015年11月04日 12時00分更新

文● 周防克弥

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ノイズリダクションが強力でノイズ少なめ
DMC-G7の画質をチェック!

「LUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 ASPH.」を装着した状態

「LUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 ASPH.」を装着した状態

感度別撮影サンプル

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

ISO 12800

ISO 12800

ISO 25600

ISO 25600

 今回の撮影では「LUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 ASPH.」レンズを使用。ノイズが出てくるのはISO 800くらいから。目立ってくるのはISO 3200以降だが、ISO 1600くらいからディテールへの影響が見られる。

 ノイズリダクションの効き具合が強めなのかノイズは消えている。ただし、その分細部の再現性に影響が見られる。実用性の高いのはISO 6400くらいまでで、それ以上はディテールも一緒に失われがち。ノイズの出方が少ないが、使う場合には注意が必要だ。

高速処理により動画撮影も動く被写体の撮影もバッチリ!

大きめなダイヤルでこまめな露出補正が可能。遮光できるEVFなら周囲の明るさにごまかされずに露出の確認もできる

大きめなダイヤルでこまめな露出補正が可能。遮光できるEVFなら周囲の明るさにごまかされずに露出の確認もできる

EVFを見ながらでも背面モニターでAFの位置指定が可能。合わせたい場所に確実に合わせられる。解像力は高く、質感の描写性能も高い。背景もきれいにボケる

EVFを見ながらでも背面モニターでAFの位置指定が可能。合わせたい場所に確実に合わせられる。解像力は高く、質感の描写性能も高い。背景もきれいにボケる

エフェクトが得られるクリエイティブコントロールは22種を用意。右は「インプレッシブアート」で左は「クロスプロセス」を適用。普通の風景でも変わった雰囲気で撮れる楽しい機能だ

 高速で精度の高いAF機能や4Kフォトは、動きのある被写体を撮る機会の多い人には便利。紅葉だけでなく、森の動物なども確実に撮りたいという場合はおススメだろう。

 動画も4K(30p)、フルHD(60p)で撮影可能なので高画質なビデオカメラとしての使い方もできる。

 完全カメラ任せのフルオートからマニュアルまで、動画撮影時でもマニュアルでの露出調整やエフェクト系の機能を利用可能。手軽なちょい撮りから本格的な撮影まで、静止画も動画もこなせるデジカメだ。

2015年の紅葉を一番きれいに写真で残せ!

 というわけで、コンパクトデジタルカメラからフルサイズ一眼、ミラーレス一眼と紹介してきたがいかがだろうか。

 各ジャンルにおいてもそれぞれに特徴があり、得意な撮影スタイルも異なることがわかったかと思う。ぜひ自分に合ったデジカメを選んできれいな紅葉風景を撮影してほしい。

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