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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第429回

高倍率で明るいパナソニック「FZ300」で川崎の猫だまりを撮る!

2015年10月29日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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寝ている猫のおでこをなめてあげるの図。寝ている方もすごく気持ちよさそう。せっかくなのでギリギリまで望遠で寄ってみた。「FZ300」はレスポンスがいいので舌が出てる瞬間を狙って撮れる(2015年10月 パナソニック FZ300)

寝ている猫のおでこをなめてあげるの図。寝ている方もすごく気持ちよさそう。せっかくなのでギリギリまで望遠で寄ってみた。「FZ300」はレスポンスがいいので舌が出てる瞬間を狙って撮れる(2015年10月 パナソニック FZ300)

 ちょいと足を伸ばして猫撮影散歩に行ってきたのである。

 複数台のカメラを持って行ったのだが、今回はパナソニックの「DMC-FZ300」で撮った猫をお届けしたい。

 FZ300は25-600mm相当の高倍率ズームカメラ。24倍ズームなので倍率だけならもっとスゴいカメラもあるけど、これの特徴はレンズが全域F2.8と望遠でも明るいこと。

 1/2.3型という普及型コンデジのセンサーながら、いいレンズのおかげで写りがよく、さらにボディーもしっかりしてて使い勝手がいい。カメラとして撮ってて気持ちいいのだ。

これがFZ300。見た目通り、一眼レフっぽいデザインのしっかりした作りのカメラだ

これがFZ300。見た目通り、一眼レフっぽいデザインのしっかりした作りのカメラだ

 600mm相当のF2.8だとどんな猫写真を撮れるのか。

 こんなである。

3匹の子猫。白黒のハチワレとキジトラが混じったハチワレ。けっこう遠かったけど、ここまでぐっと寄れたのであった。この3匹にだけ焦点を合わせた写真を撮りたかったので望遠万歳な瞬間でありました(2015年10月 パナソニック FZ300)

3匹の子猫。白黒のハチワレとキジトラが混じったハチワレ。けっこう遠かったけど、ここまでぐっと寄れたのであった。この3匹にだけ焦点を合わせた写真を撮りたかったので望遠万歳な瞬間でありました(2015年10月 パナソニック FZ300)

 2階建てのおうちの1階の屋根とその上にあるベランダの間に子猫が3匹集まってたので望遠で習ったら、ここまでいけるのだ。

 民家の2階だから勝手に近寄るわけにもいかないし、近寄れたとしても子猫がびっくりして逃げちゃいそうである。そういうときは望遠の出番。遠くからコッソリ子猫3匹をゲット。

 ちなみにその近くに親らしき猫を発見。警戒されてたので(顔を見るとわかりますね)、こちらも遠くから望遠で。

きりっとした顔の親猫(たぶん)。1/2.3型センサー機でもイイレンズを使ってて、明るい場所ならこれだけキリッと写るのでありました(2015年10月 パナソニック FZ300)

きりっとした顔の親猫(たぶん)。1/2.3型センサー機でもイイレンズを使ってて、明るい場所ならこれだけキリッと写るのでありました(2015年10月 パナソニック FZ300)

 子猫の内の1匹と顔の模様がそっくりなのできっと親でしょう。

 この子猫たちは偶然の産物。

 目的地は猫がいっぱいいる公園である。

 ベンチにバッグを置いて、茂みに隠れた猫と遊んでたら、いつのまにかベンチの上がこんなことに!

ここの猫はすごく人に慣れており、誰かがやってくるとこうして顔を出す……のはいいが、私のバックパックをチェックしたかと思うと、一番気持ちいいポジションを見つけていきなり占拠。昼寝されてしまった(2015年10月 パナソニック FZ300)

ここの猫はすごく人に慣れており、誰かがやってくるとこうして顔を出す……のはいいが、私のバックパックをチェックしたかと思うと、一番気持ちいいポジションを見つけていきなり占拠。昼寝されてしまった(2015年10月 パナソニック FZ300)

 思い切り占拠されてるではないか。しかも思い切り熟睡中。よほどこのバックパックの背面が気に入ったようで、まったく動く気配がないのである。

(次ページに続く、「日が暮れても寝続ける猫……

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