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90秒で交換、再処理によりオイルの無駄も減らせて環境にもやさしい

まるでプリンターインクカートリッジのような新自動車オイル交換方法

2015年10月19日 17時37分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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カストロール Nexcelエンジンオイルカートリッジ 

 BPカストロールは10月8日、自動車のエンジンオイルの新たな交換方法としてカートリッジ方式の「Nexcel(ネクセル)」を発表した。

 オイルフィルターを内蔵したタンクにエンジンオイルを収め、カートリッジ形式で自動車に搭載する。整備工場などでのオイル交換は従来20分程度かかるが、カートリッジを取り替えるだけなので約90秒で交換完了。回収されたカートリッジのオイルは再処理し、潤滑油として再精製するため環境にもやさしい。すべてのトラックがNexcelを採用すれば、年間でタンクローリー20万台分以上のオイル製造を節約できるという。

エンジンルームに装着されたNexcel

 新しいアストンマーチンのサーキット専用モデル「ヴァルカン」の標準装備として設置される。同社によるとNexcelはさまざまな車種に適応でき、ほかの車両も5年以内に標準装備を進めるとしている。

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