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一般ユーザーも参加できる体験展示イベント

家電の常識問うソニー、“ポータブルプロジェクター”を日本初公開

2015年10月02日 17時22分更新

文● 鈴木誠史/ASCII.jp

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人々が求めているのは家電ではない

 イベントの開催に際し、ソニーTS事業準備室室長 斉藤 博氏がLife Space UXのコンセプト誕生のきっかけを説明。「住空間には人を自由にする力がある。だが、家電がその力を妨げている」「人々が求めているのは家電機器ではなく、家電から得られる体験そのもの」との考えから、Life Space UXでは壁やテーブル、天井、床、照明など家にあるものを利用する。住空間が持つ力を引き出すためには、例えば「テレビを見るためにはテレビが必要で、テレビの前に移動しなければならない」といった常識からの脱却が必要なのだという。

ソニーTS事業準備室室長 斉藤 博氏

Life Space UXのコンセプト説明が行なわれた

 また斉藤氏は、製品だけでなくLife Space UXの考え方自体を伝えたいと考えていたという。この展示イベントを皮切りにLED電球スピーカーを用いたアイデアソンを10月17日に実施するなど、パートナー企業やユーザーとの共創活動も今後行なっていく。

 展示は11月3日まで。期間中はゲストを招いた体験イベントも開催予定で、新たなマンガの楽しみ方を探求する「マンガナイト」や、茶人の松村 宗亮氏を招いた「茶道 meets Life Space UX」など内容は様々だ。参加は事前予約制で、Facebookページで申し込みを受け付ける。

リビング・モティーフ店内奥が展示会場だ

「Life Story 日常を豊かに変えるLife Space UXのある生活」概要
会期:10月2日~11月3日(11:00~19:00)
会場:リビング・モティーフ 1F(東京都港区六本木5-17-1 AXISビル)
入場料:無料

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