IFA 2015レポート 第23回

「ハイレゾ」「アナログ」「ポータブル」がアツいIFA発のオーディオ製品

欧州ではハイレゾと、対極的なアナログの波がじわじわきている

ヘッドフォンは「ハイレゾ」「ワイヤレス」など多数出展

　ヘッドフォンも引き続き世界的なブーム。IFA 2015でも若い音楽好きがヘッドフォンの視聴機を熱心に聞き入る姿が印象的だった。

　新モデルは「h.ear」シリーズを展開するソニーの他に、ゼンハイザーを始めたした欧米各社、日本勢もヘッドフォンを披露。特に各社ハイエンドヘッドフォンと、既存モデルのバリエーションモデルとしてBluetooth対応のワイヤレスモデルが多数登場している。

ソニーが新たに展開するデザイン志向のハイレゾ対応ヘッドフォン「h.ear on」を試聴する来場者達

ゼンハイザーは密閉型ヘッドフォンののフラグシップ「HD 630VB」を欧州初披露。価格は499ユーロ。日本では「春のヘッドフォン祭り2015」で先行公開されていたモデルだ

オンキヨーがアイアンメイデンとのコラボヘッドフォンを発売。外見だけでなく音質も監修を務めたモデルで、同社のHFプレイヤーと連動してメンバー制作のイコライザも利用可能

オンキヨーからハイレゾ対応イヤホンのH500Mも登場。こちらはBluetooth対応のワイヤレスモデル

ゼンハイザーは同社のヘッドフォンモメンタムのBluetooth対応版「Momentum Wireless」を初披露

テクニクスブランドのヘッドフォンも登場。100kHzまでのハイレゾ再生に対応する

パロット社のノイズキャンセル対応多機能ワイヤレスヘッドフォン「zik 3」もIFAで初披露。価格は350ユーロ程度

今回見つけたキワモノがこの謎のヤマゾキ社のスピーカー「MOKTAK」。ヘッドフォンのようだがBluetooth対応のステレオスピーカー。価格は100ユーロで日本でも発売を予定