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オンキヨー「DP-X1」とパイオニア「XDP-100R」が対応

高音質技術「MQA」 e-onkyo musicで配信開始

2016年04月13日 12時49分更新

文● コジマ

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 e-onkyo musicは、ハイレゾ対応の音楽ファイルフォーマット「MQA」での配信を4月12日から国内で初めて開始した。

 第1弾として、ノルウェーのレーベル「2L」のクラシック作品を中心に、約90タイトルをダウンロード配信している。

 PCと対応USB DACで再生できるほか、ポータブルプレーヤーではオンキヨー「DP-X1」とパイオニア「XDP-100R」がアプリのアップデートで再生可能となる。ポータブルプレーヤーのMQA対応は世界初という。

DP-X1

XDP-100R

 MQA(Master Quality Authenticated)は、英Meridianが開発したハイレゾ対応の音楽ファイルフォーマット。ファイル容量を小さく抑えながらスタジオマスターと同等の高音質を再現するという。上位フォーマットとして、音源がアーティストやプロデューサー、版権元などに認められた「MQA Studio」も用意する。

 なお、DP-X1やXDP-100Rは、正しくデコードされたMQAファイルの再生を画面上で確認できる。画面上に緑色のインジケーターが表示されている場合は、元の音源を忠実に再現している状態。また、画面に青色のインジケーターが表示されている場合は、元の音源がアーティスト、プロデューサー、もしくは版権元により承認されたMQA Studioであることを示している。

音楽再生画面(画像はDP-X1)

 DP-X1やXDP-100R用の音源転送ソフト「X-DAP Link」も近日中にアップデートし、MQAをサポートする予定。現在公開しているX-DAP LinkではMQA・MQA Studioのファイルは FLACなどの拡張子が表示されるが、転送されたファイルは正しくMQA・MQA Studioとして転送されているという。

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