IFA 2015レポート 第23回

「ハイレゾ」「アナログ」「ポータブル」がアツいIFA発のオーディオ製品

欧州ではハイレゾと、対極的なアナログの波がじわじわきている

テクニクスが新モデルを参考出展
ティアック、オーディオテクニカは新製品披露

　続いて「アナログ」。IFA 2015最大のトピックは”テクニクス”。パナソニックによるテクニクスのアナログプレイヤー参考出展によりあのDJ用ターンテーブルの銘機SL-1200復活か！？　と湧いたが、他にも他にもオーディオテクニカ、ティアックら日本メーカー勢がレコードプレイヤーの対応製品を披露。特に欧州でのアナログ人気の高まりに、次々と新製品が投入される盛り上がり様だ。

IFAとは直接関係ないがこちらはベルリン市内のレコード店。ベルリンでは新譜のLPレコードが多数店頭に並んでいる

1972年発売のSL1200の初代モデル。思い入れのある音楽ファンに向けて初号機の実働デモが行われていた

新たに披露されたテクニクスブランドのレコードプレイヤーの参考出展。現代の技術を用いた駆動モーターを開発している途上だ

ティアックによる大理石をあしらったアナログターンテーブルの新モデル「TN-500」。価格は799ユーロ

オーディオテクニカによるアナログプレイヤーの新モデルAT-LP5。エントリーを狙った製品で449ユーロ

オンキヨーも日本では1月から発売しているCP-1050を出展し来場者の注目を集めていた