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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第418回

ミラーレス一眼「LUMIX G7」の4Kフォトで猫の決定的瞬間を撮る!

2015年08月07日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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「あずき」が舌をぺろりと出した瞬間(2015年7月 パナソニック LUMIX DMC-G7)

「あずき」が舌をぺろりと出した瞬間(2015年7月 パナソニック LUMIX DMC-G7)

 パナソニックのハイエンドカメラ(ミラーレスもコンパクトも)は、いち早く4K動画撮影機能を搭載してるのが大きな特徴なのであるが、中でも面白いのは「4Kフォト」機能。

 4K動画を撮れたって、ファイルサイズは大きくなるし、再生環境も整ってないし……という人は多いかもしれないが、4Kフォトなら話は別。

 簡単にいえば「超高速連写の代わりに4K動画を撮り、そこから気に入った瞬間を1枚切り出して使う」もの。

 4K動画の1コマって画素数でいえば約800万画素。実は静止画として十分通用するサイズなのだ。よほど大きく引き伸ばしたりディテールを重視した写真を撮らない限り、800万画素で困ることはまずない。

 もうひとつ、4Kフォト機能が面白いのは、静止画に適したセッティングで動画を撮るということ。動画は動きが自然で滑らかであればいいので、そこから1コマだけ切り出すと、被写体がブレてることが多い。それで問題ないのだ。

 でも、静止画として使うときは困る。逆に静止画として最適なセッティングで撮ると動画としては不自然になる。

 4Kフォトモードで撮ると、静止画に最適なセッティングで動画を撮ってくれるのだ。だから、普通のビデオから1枚だけ抜き出すより、ずっと写真として使えるものができあがる。

 何を長々と解説したのかというと、前回の猫宅訪問の際、4Kフォト機能を持つミラーレス機「DMC-G7」をたまたま持っており、「ささげ」や「あずき」と遊んでるとき「あ、これ、4Kフォトで撮れば面白い動きの瞬間を抑えられるんじゃね?」と思ったのである。

パナソニックの最新ミラーレス一眼DMC-G7。EVF+バリアングルモニタで自由な撮影を楽しめる上に、4K動画にも対応とかなりの高性能機。AFが速くて快適なのも猫撮りによし

パナソニックの最新ミラーレス一眼「DMC-G7」。EVF+バリアングルモニターで自由な撮影を楽しめる上に、4K動画にも対応とかなりの高性能機。AFが速くて快適なのも猫撮りによし

(次ページに続く、「4Kフォトで猫の決定的瞬間を押さえる!

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