付属品でよく入っている
CPUクーラーのシリコングリス
安価なCPUクーラーを買うと申し訳なさそうに付属している、1回使い切りのよくあるグリスだ。微妙に堅くて塗りにくいと感じつつ、計測開始1分ほどで42度まで上昇し、サーモグラフィーで33.9度という結果になった。
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軟膏ケースに入った
定番シリコングリス
かなり昔から販売されている定番グリス。古参の自作ユーザーなら、これを指ですくってヒートスプレッダにグリグリと塗りたくった経験があるはずだ。
結果としては、BIOS読みで42度まで上昇し、サーモグラフィーで33.9度。ただ一気に42度まで上昇することはなく、8分ほどで42度に到達していた。最近、購入したものなので鮮度によるものだろうか……。保険用として保存しておくくらいの認識でよさそうだ。
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チューブタイプの代表格
中身はEVERCOOL製
自作ユーザーにはおなじみEVERCOOLが手がけたシリコングリス。CPUクーラーメーカーのグリスだからよく冷えるかもしれない! ということでチョイスしてみた。PCパーツショップでもよく見かけるため、入手しやすいのもグッド。
結果を見ると、BIOS読み42度、サーモグラフィーで34.7度。すでに紹介しているシリコングリスと似た結果になった。
低粘度で塗りやすいのは評価したいが、微妙に油分が分離していたので事前に撹拌する必要があったことも付け加えておこう。この製品に限らず時間が経ったシリコングリスは成分が分離しやすいので注意。
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注射器タイプで塗りやすい
Akasaのシルバーグリス
CPUクーラーでおなじみAkasa製のシルバーグリス。グリスがそこそこ硬く、注射器タイプなのでとても塗りやすい。塗布用へらと説明書を省略して、そのぶん安価に製品を提供しているのも評価したい。
測定結果は、BIOS読み39度、サーモグラフィー読みで34度になった。またBIOS読みでの温度変化は、5分で39度に貼り付いたため、長時間駆動にも負けないものと思われる。
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(→次ページヘ続く 「シリコンでもシルバーでもない新素材グリス」)
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