AQUOSシリーズの標準機能オンリーでシンプル
ここからはこれまでの回で紹介しきれなかった独自機能やアプリを紹介していく。まずはAQUOS。
楽天モバイルからの借用機なので、楽天でんわ、Viber、SMARTalkといった楽天グループの通話アプリを最初からインストール。UIはシャープ製スマホでおなじみの「Feel UX」だ。これはホーム画面がアプリとデスクトップの2画面構成で、左右へスライドして切り替え。さらに画面は縦スクロールし、アプリメニューも兼ねている。
ほかにもシャープ製スマホではおなじみの「SHツール」として、ボイスレコーダーや歩数計、名刺リーダーをはじめとしたカメラを使った読取り機能、電子辞書、画面の覗き見防止機能「ベールビュー」、本体のイルミネーションの設定変更もある。
「エコ技」や、本体の動作に異常が無いか調べる「セルフチェック」機能もある。まさに「AQUOS標準」といった印象で、逆に言えば、AQUOS SH-M01ならでの機能は特になし。
VAIOならでは感はほぼなしだが
そのシンプルさが潔い……かも
VAIO Phoneはほぼ標準のAndroidがそのまま。必要最低限という印象で、逆にシンプル、かつスッキリしている。VAIO Phoneならではのアプリは特になく、Google製アプリが並ぶのみ。
機能面ではバッテリーセーブ機能があるので、スタミナはまだ伸ばせそう。ディスプレーの色の属性を変更したりといった、他機種では省かれそうな設定もある。
Android 5.0の機種は夏モデルからということもあり、新鮮味はある。Nexusシリーズや格安スマホに慣れている人、カスタマイズ前提の上級者、あるいは余計な機能は不要という人に向いた1台だ。
J1 CompaxtもXperiaシリーズの標準といった印象
AQUOSと同じくこちらはまさに「Xperia」の標準機能がそのままだ。Xperiaシリーズでおなじみの設定が多く、たとえば簡単ケータイ風の「シンプルホーム」設定に変更することも可能。
画面設定には「手ぶくろモード」があり、冬場には活躍しそう。暑い時期には忘れがちな便利機能だ。省エネ機能としては「STAMINAモード」「低バッテリーモード」があるので、バッテリー持ちはもっと良くなる。
キャリア端末と比べると、どうしてもサポートが手薄になりそうなMVNO端末としては、紛失時に本体の位置を検索できる「my Xperia」、本体の動作の異常を確認する「機器診断」機能が役立ちそうだ。
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