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掲載費、システム利用費、成功報酬手数料はすべて無料

採用費無料のクラウド求人サイト「スタンバイ」が正式リリース

2015年05月26日 18時14分更新

文● ナカムラ/ASCII.jp

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左から、、アソビュー代表取締役社長 山野智久氏、ビズリーチ代表取締役社長 南壮一郎氏、ネイチャー・ナビゲーター代表取締役 竪村浩一氏。

 ビズリーチは5月26日、全業種・全職種・全雇用形態を対象にした無料のクラウド型採用サービス「スタンバイ」を正式リリースした。

クラウド型採用サービス「スタンバイ」が正式リリース。

 スタンバイの求人情報作成・公開・管理サービスはクラウド上で提供され、求人情報を管理画面に入力すると数分で求人情報ページの作成と公開が可能だ。求人情報ページを作成した後はサイト上で応募管理ができる。作成した求人情報は、スマホ向けに自動で最適化される。対応OSは、iOS 7.0以降、Android 4以降。

企業側は、フォームに入力して求人情報を作成する。サイト制作の知識がない人でも無料で求人情報を公開できるのが強みだ。

 企業は無料で求人情報を作成・公開・管理でき、採用成約時の追加手数料も払う必要がなく、すべての採用サービスを無料で利用できる。対象となるのは大企業から中小企業まですべての企業で、正社員からアルバイトまで幅広い雇用形態の採用をサポートする。

求職者はキーワードと勤務地で検索し、絞り込んでいく。

 求職者に対しては、求人に特化した検索サービスを提供し、スタンバイで作成された求人情報以外にも、国内のインターネット上の求人情報を集約する。

遊び・体験の予約サイト「asoview!」とスタンバイが提携。

 さらに同日、スタンバイは遊び・体験の予約サイト「asoview!」を運営するアソビューと業務提携すると発表。asoview!を利用する全国のレジャー事業者に対して無料の採用サービスを提供する。この提携により、ビズリーチは求職者により多くの仕事の選択肢を提供することが可能となり、アソビューは地域事業者への人材採用のサポートが可能になる。

 2015年版の「中小企業白書」によると、中小企業・小規模事業者の36.3%が人材を十分確保できておらず、人材を外部から採用できていない企業の56%は「コストに見合う効果が期待できない」と答えており、必要な人材が採用コストを理由に確保できていないという。ビズリーチの南壮一郎社長は、無料のクラウド型採用サービスを提供することで、すべての企業が無料で簡単に採用活動ができる世界を築くことを目指すとコメントした。なお、すぐに収益化することは考えておらず、今後数年かけてサービスの定着を狙うという。

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