「日本ブランド」の3機種を揃えたのは
価格だけではなく、端末や通信にもこだわるユーザーのため
これまでイオンスマホは1機種ずつ発表していたのに対し、今回は3機種の同時発表となった。しかも、すべて国内メーカーの端末だ。
発表会に登壇したイオンリテール デジタル事業部長 橋本昌一氏は、ユーザーから、国内メーカーの端末を選びたい、ハイスペックな端末が欲しい、という声があったことを紹介。これまでのイオンスマホは主にガラケーからスマホに乗り換える層をターゲットに想定していたが、「すでにスマホを使っており、イオンスマホに乗り換えたい」層の人口が増えていると語る。
橋本氏はその前提を踏まえ、「コストだけではなく、客層を広げていくためには、従来よりもハードやサービスがパワーアップしたものが必要」とコメント。また、デザインを重視したい、おサイフケータイが欲しいなどといった多様な声に応えるには、1機種だけでは難しいと説明する。
そこで、価格はもちろん、端末のスペック、そしてユーザーに伝わるブランド力を加味し、日本ブランドにこだわった3つの端末を用意したという。
また、積極的にスマホを活用している20〜30代をターゲットに、通信量の上限がないVAIO Phoneの料金プランを用意するなど、通信サービスの追求にもこだわったと胸を張った。
なお、フィーチャーフォンを販売する予定があるかという質問には、橋本氏は「今はあまり考えていない」と回答。当面はスマホに注力していく姿勢のようだ。