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2014年に発売されたスマホを振り返る 第1回

2014年のスマホ全機種を総チェック!【au編】

2015年01月08日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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あの人気機種の最新モデルが続々登場
冬モデルは全5機種

薄型&軽量化されたXperiaのフラグシップ
ソニーモバイル「Xperia Z3 SOL26」

 Xperia Z2の後継となる新フラッグシップスマートフォン「Xperia Z3 SOL26」。ボディーデザインは、従来までと同様に「オムニバランスデザイン」のコンセプトを継承しつつ、なだらかなラウンド形状の側面に変更された。ディスプレーは5.2型、解像度はフルHD(1080×1920ドット)でXperia Z2と同じ。その他のスペックでも、CPUは2.5GHz動作のクアッドコア(Snapdragon 801)、メモリーは3GB、内蔵ストレージは32GBとこちらも大きく進化したわけではないが、デザインの変更と軽量化によって魅力をグッと増している。

 そのほか防水・防塵に加え、フルセグ視聴にも対応し、PlayStation 4と連携する「PS4 リモートプレイ」ができるようになった。

 Xperia Z3の最大の進化点はカメラ。2070万画素のリアカメラは最新の「Exmor RS for mobile」を搭載。広角25mmの新Gレンズを採用し、電子式手ブレ補正機構の進化、ISOはなんと12800に対応した。これで、暗い場所での撮影がさらにしやすくなった。発売日は2014年10月23日。

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ソニーモバイル「Xperia Z3 SOL26」


側面ディスプレーをどう使うかはアイデア次第!
サムスン電子「GALAXY Note Edge SCL24」

 元祖ファブレットの「GALAXY Note」シリーズ。グローバルでは「GALAXY Note 4」が発売されているが、日本市場には派生モデルの「GALAXY Note Edge SCL24」が投入された。GALAXY Note Edgeの特徴といえば、右サイドの曲面ディスプレー「エッジスクリーン」だ。ここにアプリのショートカットを表示させたり、エッジスクリーン独自のアプリを使ったり、メイン画面でアプリを使っている最中に着信を教えてくれたりと、ユーザーがカスタマイズして便利に使える。

 GALAXYシリーズらしく最新スペックで、ディスプレーは5.4型(1440×2560ドット)、エッジスクリーンは0.6型(160ドット)、CPUは2.7GHz動作のクアッドコア(Snapdragon 805)、メモリー3GB、内蔵ストレージ32GB、国内向けの各機能にも対応している。最近の機種にしてはバッテリー交換が可能なのもポイントだ。発売日は2014年10月23日。

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サムスン電子「GALAXY Note Edge SCL24」


VoLTE+SSレシーバーで通話がより快適に!
京セラ「URBANO V01」

 auのVoLTEに対応している2台のうちの1台。高品質通話のVoLTEと、京セラ独自のスピーカー技術「スマートソニックレシーバー」の組み合わせで、音声通話の快適性が大幅にアップした。スマートソニックレシーバー自体も進化しており、VoLTEに合わせたパラメーター調整によりチューニングされ、聞きやすさが向上している。

 前モデルからデザインだけでなく、スペックも高性能になった。ディスプレーは5型フルHD液晶(1080×1920ドット)、表面は強化ガラスのDragontrail Xを採用、CPUは2.3GHz動作のクアッドコア、メモリーは2GB、内蔵ストレージは16GB、というスペックは前モデル「URBANO L03」と基本的に同じ。防水・防塵に対応し、落下に強い耐衝撃性とスマホのフチをわずかに立ててガラス面を保護するデザイン性、急速充電可能な卓上ホルダーが同梱など、VoLTEだけでなく、使い勝手にも手を加えている。発売日は2014年12月12日。

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京セラ「URBANO V01」


性能はそのままにVoLTE対応!
LGエレクトロニクス「isai VL LGV31」

 auとLGのコラボモデルとして2013年に発売された「isai」。5.5型WQHD液晶を搭載した2014夏モデル「isai FL」を経て、2014冬モデルではVoLTEに対応した「isai VL LGV31」として、シリーズ3代目へと進化した。

 VoLTE対応以外のスペックは前モデルとほぼ同じ。メモリーが2GBから3GBになったくらいだ。ディスプレーは5.5型(1440×2560ドット)、CPUは2.5GHz動作のクアッドコア(Snapdragon 801)、メモリー3GB、内蔵ストレージ32GB、バッテリーは3000mAh、リアカメラは1320万画素。サイズは76×145×10.5mm、重さは154gと、前モデルと比べて若干軽量化された。

 そのほかの機能としては、本体を振るたびに情報が変わる「isaiモーション」、あらかじめ設定した順番で画面をノックするとロック解除できる「ノックコード」といった機能も継続して搭載されている。発売日は2014年12月12日。

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LGエレクトロニクス「isai VL LGV31」


ついに発売されたFirefoxスマホ
LGエレクトロニクス「Fx0 LGL25」

 au初となるFirefox OS搭載スマートフォン「Fx0」(エフエックスゼロ)。新しい何かを作りたい人向けの端末として、2014年のクリスマスにデビューした。

 Firefox OS端末の海外での傾向を見ると、新興国向けのが多いこともあって、エントリークラスの製品が中心だったが、Fx0はなかなか高性能。ディスプレーは4.7型(720×1280ドット)、CPUは1.2GHz動作のクアッドコア(Snapdragon 400)、メモリー1.5GB、内蔵ストレージ16GB、リアカメラは800万画素と、Firefox OS端末としてはトップクラスの性能を誇る。

 デザイン面は、Firefox OSが持つ“オープン性”をイメージしたトランスルーセントが採用されており、内部のアンテナやパーツまで丸見えになっている。デザイナーは過去にiida「X-RAY」を手がけた吉岡徳仁氏。もちろん見た目でこのスマホを選ぶのもアリだが、基本的には何かを生み出したい人向けのスマホなのでその点は注意したい。発売日は2014年12月25日。

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LGエレクトロニクス「Fx0 LGL25」



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