モジュールを組み合わせることで電気回路を作る知育玩具「LittleBits(リトルビッツ)」に、プログラムできるワンボードマイコン「Arduino」モジュールが登場した。
LittleBitsは磁石でくっ付ける電子基板で、スイッチやLED、スピーカーやモーターなどのモジュールを組み合わせ、スイッチを押せばLEDや光ったりスピーカーから音が出たりする電気・電子回路を作ることができる知育・学習キット。オープンソースのプロジェクトとして展開しており、さまざまなメーカーが製造したモジュールはLittleBits.ccなどから販売されている。日本国内では昨年よりKORGが取り扱っており、オープンソースを活かしてオリジナルのシンセサイザーを作るキットを開発・販売している。
新たに加わったモジュールは「The Arduino at Heart module」。ArduinoはUSB接続で簡単にプログラムを転送してさまざまな機器を作ることができるオープンソースな学習用マイコンボードで、他のLittleBitsモジュールと接続できるマグネットコネクタを持つ。入力☓3、出力☓3と、さまざまなバリエーションがあるArduinoシリーズの中でも少ない入出力端子数だが、センサからの入力でなにかを動かすといった用途には十分だろう。
Arduinoモジュールの単体は36ドル。限定モデルとして「ARDUINO STARTER BUNDLE」が用意され、LEDモジュールやスイッチモジュール、サーボモーターなどが付属するでスターターキットが89ドルで販売される。