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システムをリモート制御される可能性

アドビ、Adobe Flash Playerに脆弱性を発見、修正アップデートを公開

2014年02月05日 15時29分更新

文● 行正和義

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Adobe Flash Player

 アドビは2月4日(米時間)、Adobe Flash Player 12に脆弱性を発見、対応した新バージョンを公開した。

 現在のバージョン(Windows/MacintoshではAdobe Flash Player 12.0.0.43)で発見された問題は整数アンダーフロー処理の脆弱性で、悪意のある攻撃によってFlash Playerを停止ないしは任意のプログラムを実行できるようになり、パソコンのシステム制御も可能となる。危険度はアドビの定義する3段階優先度のなかで最高の「1」。WindowsおよびMachintoshでIE/Chromeを使用している場合、早急にアップデートをかけて修正済みバージョン(12.0.0.44)にすることを推奨している。

 Linux版(Adobe Flash Player 11.2.202.335およびそれ以前のバージョン)でも同様の脆弱性が発見され、こちらもアップデート(11.2.202.336)を推奨している。

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