2013年春モデルの個性派スマホを比較中のスマホ定点観測。しかし「Optimus G Pro」「MEDIAS W」「HONEY BEE」の3台には夏モデルに負けない魅力がある!……はず。本比較の3回目はカメラ比較。ハイスペック、2画面、女子向けということでユニークな機能にも注目したい。
カメラのスペックは
Optimus G Proが豪華だが?
比較している機種は、NTTドコモから「Optimus G Pro L-04E」「MEDIAS W N-05E」、ソフトバンクから「HONEY BEE 201K」の計3機種。1回目(関連記事)はスペックでOptimus G Pro、料金でHONEY BEEがリードし、2回目(関連記事)のスピードチェックではHONEY BEEがさらに抜け出した。
Optimus G Pro | MEDIAS W | HONEY BEE | |
---|---|---|---|
カメラ画素数 |
1320万画素CMOS (裏面照射型) |
810万画素CMOS (裏面照射型) |
810万画素CMOS |
インカメラ |
240万画素CMOS (裏面照射型) |
× | 200万画素CMOS |
動画撮影サイズ | フルHD | フルHD | フルHD |
動画撮影中に静止画保存 | ○ | ○ | × |
高速起動 | ○ | ○ | ○ |
高速撮影 | ○ | ○ | × |
手ブレ補正 | ○ | ○ | ○ |
顔認識 | ○ | ○ | ○ |
シーン設定数 | 6 | 16 | 7 |
連写機能 | ○ | ○ | ○ |
カメラの性能では、Optimus G Proがスペック、機能でほぼ満点。裏面照射型CMOSセンサーをインカメラにも搭載している。唯一見劣りするのはシーン設定数くらいだ。
シーン設定数が16種類と多いのがMEDIAS W。2画面の折りたたみスマホなので、インカメラは無し。その代わりアウトカメラを使っての自分撮りが可能だ。これはむしろ便利な機能と考えると、Optimus G Proに劣っているのはメインカメラの画素数くらいか。Optimus G Proと面白い勝負ができそうだ。
HONEY BEEも悪くないのだが、最近当たり前になりつつある動画撮影時の静止画撮影に対応していない。裏面照射型CMOSセンサーも採用していない。詳しくは後述するが撮影間隔を測定した「高速撮影」は×とした。撮影間隔が2秒以上あったのだ。画質とユニークな機能で勝負したいところだ。
ではまずカメラの操作性の目安として、起動時間と撮影間隔をチェックしていく。
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