最後にカメラの独自機能を確認していく。
自動で手軽に撮影できる「Optimus G Pro」
Optimus G Proは前述したようにiA(インテリジェントオート)が設定できるので、シーンや露出設定をカメラ任せで撮影可能。パノラマ撮影には通常の撮影と「VRパノラマ」があり、様々な方向で撮影した写真を合成する機能。
他にもタイムキャッチショット(シャッターを切る1秒前から撮影)、ボイスシャッター、ビューティーショットもある。ビューティーショットは「シミ取り」ができる機能だ。動画では「WDR録画」で逆光補正を行って撮影でき、顔や背景にエフェクトを入れられう。さらに「デュアル録画」でアウト・インカメラ同時に録画可能で、撮影画面には小さなウィンドウも現れ、2画面を表示して撮影ができる。
さすがハイスペック機種、多くの機能を揃えている。しかも「クイックメニュー編集」でカメラ画面に表示するアイコンを変更できる。多機能かつ使いやすいUIにできるのだ。なお、画像編集は標準のギャラリーで行う。
撮影してすぐにSNSに共有できる「MEDIAS W」
MEDIAS Wはベストフォト、HDR撮影機能を用意。16種類もあるシーン設定では「逆光」や「オークション」「ペット」などのシーンがある。MEDIASシリーズのカメラ設定ではおなじみの撮影モードの「アプリ登録」もあり、カメラアプリを追加したときには便利だろう。
本体を開き、アウトカメラを自分に向けて撮影可能だが、カメラの機能自体は変わらない。高画素/大きな撮影サイズで撮れる点にメリットである。
またMEDIASらしい機能として「SNSシェア」がある。撮影した写真を素早くTwitterなどに投稿できる機能だ。画像の編集は標準のギャラリーから。
「HONEY BEE」はシャッター音を変える遊び要素もあり
HONEY BEEにはエフェクト、HDR、オートブラケット撮影が、撮影モードから選べるほか、シャッター音に「ピコピコ」や「ピープー」「鳩ぽっぽ」といった女子向けらしい楽しい音を選べるようになっている。もちろん普通の“カシャ”を選ぶことも可能だ。独自機能として撮影した写真をアルバムにできる「撮りログ」がある。
また画像の編集では標準のギャラリーとは別に「エフェクトプラス」を選べる。その名の通り画像を加工・装飾できる。手描き、文字入力、露出やコントラスト調整、モザイクをかける、スタンプを付ける、切り抜きといった多彩な編集機能が使える。
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