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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第43回

2画面スマホ「MEDIAS W」ほか個性派スマホ3台のカメラはどう?

2013年05月27日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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 最後にカメラの独自機能を確認していく。

自動で手軽に撮影できる「Optimus G Pro」

 Optimus G Proは前述したようにiA(インテリジェントオート)が設定できるので、シーンや露出設定をカメラ任せで撮影可能。パノラマ撮影には通常の撮影と「VRパノラマ」があり、様々な方向で撮影した写真を合成する機能。

インテリジェントオートで手軽に高画質写真を撮影可能。パノラマ写真も撮ることができる

 他にもタイムキャッチショット(シャッターを切る1秒前から撮影)、ボイスシャッター、ビューティーショットもある。ビューティーショットは「シミ取り」ができる機能だ。動画では「WDR録画」で逆光補正を行って撮影でき、顔や背景にエフェクトを入れられう。さらに「デュアル録画」でアウト・インカメラ同時に録画可能で、撮影画面には小さなウィンドウも現れ、2画面を表示して撮影ができる。

 さすがハイスペック機種、多くの機能を揃えている。しかも「クイックメニュー編集」でカメラ画面に表示するアイコンを変更できる。多機能かつ使いやすいUIにできるのだ。なお、画像編集は標準のギャラリーで行う。

タイムキャッチショットはシャッターを押す前後の数秒間から複数撮影してベストショットを保存できる。デュアル録画はアウト/インカメラで同時に撮影して1本の映像に収める機能だ

撮影してすぐにSNSに共有できる「MEDIAS W」

 MEDIAS Wはベストフォト、HDR撮影機能を用意。16種類もあるシーン設定では「逆光」や「オークション」「ペット」などのシーンがある。MEDIASシリーズのカメラ設定ではおなじみの撮影モードの「アプリ登録」もあり、カメラアプリを追加したときには便利だろう。

 本体を開き、アウトカメラを自分に向けて撮影可能だが、カメラの機能自体は変わらない。高画素/大きな撮影サイズで撮れる点にメリットである。

 またMEDIASらしい機能として「SNSシェア」がある。撮影した写真を素早くTwitterなどに投稿できる機能だ。画像の編集は標準のギャラリーから。

撮った写真を即SNSで共有できる「SNSシェア」

「HONEY BEE」はシャッター音を変える遊び要素もあり

 HONEY BEEにはエフェクト、HDR、オートブラケット撮影が、撮影モードから選べるほか、シャッター音に「ピコピコ」や「ピープー」「鳩ぽっぽ」といった女子向けらしい楽しい音を選べるようになっている。もちろん普通の“カシャ”を選ぶことも可能だ。独自機能として撮影した写真をアルバムにできる「撮りログ」がある。

対象ユーザーを考えたUIが特徴的。シャッター音を変える機能も

 また画像の編集では標準のギャラリーとは別に「エフェクトプラス」を選べる。その名の通り画像を加工・装飾できる。手描き、文字入力、露出やコントラスト調整、モザイクをかける、スタンプを付ける、切り抜きといった多彩な編集機能が使える。

ちょっと風変わりなエフェクトも可能

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